ステップゼミナール日誌  〜 Journal 〜

  塾内での1日のできごとや気がついたこと,またちょっとしたことなどを書いていきます。

2015年6月13日 土曜日 (大本)

■今年度初めての「1000分特講」

6月に入り,中学,高校では定期テストが始まっている。
すでに,高校生と附属中,桜が丘中の定期テストは終了した。

この土曜日と日曜日は,それ以外の生徒に向けての「定期テスト対策1000分特講」を実施している。
今回の参加者は8名。
日ごろの予習復習の勉強ではなく,定期テストの範囲のみを集中的に勉強する。

今日は午後1時から8時までの7時間。
5時には軽食をとって休憩し,8時までラストスパート。

1学期の「第1回定期テスト」はほとんどの教科が教科書の最初のページからテストに出るので,一斉授業もスムーズに行うことができる。
普段の授業では「板書授業」は行わないので,この機会に説明できることは一気に説明する。
1年生は数学と英語,社会の授業を予定している。
2年生は数学と社会。
3年生は数学と理科の「イオン」の解説授業だ。
それまでは,各自テキストをひたすら解いて,解いて解きまくっている。


頑張らなければならないときには本気で頑張れる人。
やらなければならないときに他の人よりも努力できる人。

そういう人になるために「1000分特講」はあるんです。
みんな,大変だけど頑張れ!




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2015年3月5日 木曜日 (大本)

■公立高校入試

今年も公立高校の入試が終わった。
4日の筆記試験と5日の面接試験。
受験生のみなさん,ほんとうにお疲れ様でした。

今年も教室での自己採点はてんやわんや。
「この解答でも丸もらえますか?」
「中間点もらえますよね?」
「あ〜,間違えた!」
「よし!あってた。やった!」

と,まあ,毎年見慣れた風景。

社会や理科では受験前にポイントを説明した箇所がかなり出題されていた。
生徒も「あの説明,聞いておいてよかったです。」
「言われたとおり,ばっちり書けました。」など嬉しい声がかなりあった。

今年は肝心なところで「インフルエンザA」にかかってしまい,秀哉にも授業をしてもらった。
そんなこともあり,受験生たちの自己採点も手伝ったもらった。
彼の手伝いがなかったら,今年の受験はここまでスムーズに行かなかったと思う。
「浪人生秀哉くん」,本当にありがとう!


しっかりと実力を発揮した生徒,実力以上の結果が出た生徒がたくさんいた。
そして思うように点数が採れなかった生徒もいる。
両方がいてあたりまえのことだ。

これからの長い人生,一生懸命努力したからといって必ず報われるわけではない。
うまくいかないことの方が多いくらいだ。
それでも目標に向かって努力する。
常に前向きでやるべきことをしっかりやる。
そういう社会人になってほしいといつもいつも思っている。

さて,来週の月曜日からは「高校スタートダッシュ」が始まる。
受験が終わって休んでいられるのも日曜日までですよ。

次の目標に向かって進んでいこう!




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2015年2月23日 月曜日 (大本)

■大詰め

公立高校の入試まであと9日。
いよいよ大詰めを迎えている。

2月に入ってから毎週土曜日と日曜日に実施している「入試直前ゼミ」も第6回を終えた。
残すところあと2回。
今回も国語以外の4教科で,入試に出題されるパターンの問題を解説した。

2月はほとんど休むことなく毎日授業がある受験生たち。
このくらいの時期になるともうそろそろ「早く受験したい!」という声も聞かれる。
それだけ,充実した受験勉強を送っているということか。

それ以外の生徒たちも大詰めを迎えている。

まずは大学受験生たち。
すでにセンター試験を終えて,私立大学を受験し,2次試験のために関東に滞在している生徒がいる。
前半を終えて帰ってきた生徒もいる。
まだまだ,終盤戦が残っているから,最後まであきらめずにがんばろう。

中学生たちは学年末テストが待っている。
昨日と一昨日の土日は「定期テスト対策1000分特講」があった。
参加希望者は土日あわせて「16時間あまり」のテスト勉強に没頭した。

日曜日,中3の「入試直前ゼミ」が終わった後,中1のテスト勉強。
理科の「力と圧力」の集中授業をした。
説明は「浪人生」秀哉。今年は晴れて合格したので,授業の解説を手伝ってもらっている。
とても助かる。
(彼の受験の苦悩の日々と喜びの秘話は後日・・・。)

その後,塾長が中2に対して数学の「証明問題」の説明授業を実施した。
数学の”花形”でもある「証明問題」は,語学力のない現在の中学生にとっては最もやっかいな単元である。
仮定と結論を見つけて,わかっていることを説明する。
言われていることはわかるが記号で表せない。
言いたいことがあるのだが,解答欄に説明できない。

そんな生徒が年々増えてきている。
慣れてくれば証明できるようになるのだろうが,初めてのことで,中2のみんなは戸惑う生徒が多い。



上の教室では,高1の生徒が「定期テスト」対策に毎日来て勉強している。
数学で「三角比」の基本を説明されて,理解していた様子。
今年1年の頑張りを最後のテストでも発揮してほしい。




とにもかくにも,あと10日ほど。
最後まで気を抜かずに,精一杯努力してほしい。
悔いが残らないようにしてほしい。


みんなの努力が結果として現れますように。




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2015年1月5日 火曜日 (大本)

■2015年が始まりました

新年明けましておめでとうございます。
2015年の授業が始まりました。


さて,今年はどのような年になるのか。
どのような年にしていこうか。


昨日から始まったNHK大河ドラマ「花燃ゆ」。
その中で,若き日の吉田松陰(寅次郎)がとても興味深いことを述べていた。

「人が学ぶのは職を得るためでも、知識を得るためでも出世するためでもない。」
「教えるためでも、尊敬のためでもない。」
己を磨くために、学ぶのだ。」と。


この言葉に惹きつけられた。
私たちも日ごろから,「自分の現状に満足するな。さらに上を目指せ。」と向上心を煽る。
周りの仲間たちと「切磋琢磨」することの大切さを感じられるように指導している。

まさに「己を磨くために学ぶ」

塾には小学生から高校生までいる。
成績の良い生徒もいれば悪い生徒もいる。
しかし,今の自分ができる精一杯の努力をし,自分で学ぶことで「自分を磨く」。
これが,ステップゼミナールが昔からやってきた生徒指導である。
だからこれからも続いていく。


吉田松陰の言葉を忘れずに,今年も指導していきたいと思う。




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2014年12月23日 火曜日 (大本)

■冬期講座が始まった

ものすごく久々の更新になります。


今日から冬期講座が始まった。
受験生の初日。一部の小学生もやってきた。

朝9時から始まり,夕方6時まで。
2・3名の生徒が時間通りに昼に帰ったが,それ以外の受験生たちはお昼ご飯を持ってきている。
1時半からは自分の受験勉強のために居残りをする生徒たちだ。

公立高校の過去問題を購入して,それを塾でやっていくもの。
前もって買ってあった受験対策の模擬テストを持ってきて,テスト形式でやっているもの。
苦手単元を徹底的に復習しようと残っているもの。
冬休み明けすぐにある「学年末テスト」に向けてテスト勉強するもの。

各自が目標を持って居残り勉強をしている。
毎年の光景だ!

まちがいなくく,この時期,釧路の受験生たちの中で一番勉強している。
塾内で1日9時間。家では翌日の予習と計算問題の宿題。

自信を持って言える。
釧路の受験生の中で一番,目標に向かって努力している!

君たちの先輩たちも,毎年,不可能を可能にしてきた。
最後まで諦めるな。


明日からは中1と中2の冬期講座が始まり,我々の宿題丸付け作業も忙しくなる。
生徒に負けてはいられない。

インフルエンザの予防接種も受けてきたことだし,生徒の気合に負けずに頑張るぞ!




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2014年8月26日 火曜日 (大本)

■テスト・テスト・テスト

2学期が始まって1週間が経とうとしている。
釧路もすっかり涼しくなってしまった。
窓から見る風景も,入ってくる風も,差し込む日差しもすっかり秋めいてきた。
まだ8月だというのに・・・。
あまりにも暑いのはごめんだが,もう少し夏らしい日が続いてほしいと思う。
暑ければ暑いと文句をいい,涼しい日が続けばもっと暖かくなれと言う。
本当に勝手なものだ。


2学期に入ったばかりだというのに,中学校では明日は学力テストがある。
1学期に習った内容の範囲の学力テスト。
夏休みにどのくらい復習できたか判断するにはいいテストなので,ほどんどの中学校で行われる。

しかし,学力テストを行わない学校がある。
附属中は定期テストだ。前後期の2学期せいなので前期の期末テストということになる。
夏休み前にはテスト範囲表が配られ,休み中にテスト対策をするように課題も出されていた。

だから,夏休みの宿題や苦手単元の学習をテスト対策に充ててきた分,結果を出してほしいと思う。


来週月曜日と火曜日は青陵中学校で定期テスト。これも前期の期末テストだという。
市内の公立高校でも定期テストがある。


なんか,早くないですか???
9月の中旬くらいでもよさそうなものだが,どうしてこんなに早いんですか。
学校行事の関係で早くせざるを得ないのか。
2学期に入ってろくに勉強もしていないのに「定期テスト」はあり得ない。

学校のスケジュールは勝手なものだ。
生徒のことは考えていない。


これから,学校祭の準備やテストがあるので,どんどん忙しくなるぞ。
中学生のみんな,忙しいスケジュールに流されないように,計画的に生活せよ!


ということで,塾では中3はAテストに向けて対策授業を行っていきます。
まずは,今週土曜日30日,午後1時から5時まで対策授業をしますので欠席をしないように!






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2014年8月18日 月曜日 (大本)

■夏期講座終了

涼しい夏休みが終わりを迎えようとしている。
ステップゼミナールの夏期講座も今日が最終日。
現在,夏期講座中の宿題が終わらない中学生たちが居残りをしている。

最後だ!頑張れ!

明日は2学期の授業準備のため休み。
あさって水曜日から2学期の授業が始まる。

受験生たちにとっては勝負の2学期。
夏休み中に復習した内容をしっかりと結果に出せるように家庭学習をしよう。

中1・2年生は学力コンクールの結果が非常によかった。
2学期はこの勢いを保ったまま新しい内容に取り組んでほしい。

2学期もビシビシいきますよ。





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2014年7月24日 木曜日 (大本)

■夏休み,そして夏期講座

全国高校野球選手権大会の北北海道大会が旭川で行われてきた。
今日は決勝戦。
なんと!史上初の釧根地区代表同士の決勝対決となった。
釧路工業と武修館の顔合わせ。
地元釧路から甲子園出場を果たしたのは35年前の釧路工業であった。
私がまだ小学生のころ,滋賀県代表の比叡山高校に大敗したことを微かに覚えている。
どちらが勝っても,北北海道代表として頑張ってほしい。

釧路にも夏がやってきた。
そして夏休みがやってくる。
市内の小中学校が明日終業式を迎える。
宿題もたくさん出ているみたいだ。
小学生は自由研究や工作があるらしい。班ごとにテーマを決めて研究するところもあると聞いた。
私の自宅近くには,小学校から持ち帰った「アサガオ」の鉢が見られるようになった。
夏休みの観察記録をつけるものだろう。2学期が始まったとき,自慢げに持っていく小学生が目に浮かぶ。


みんな,短い夏だが,充実した夏休みを過ごしてほしい。


そして,土曜日から長い長いステップゼミナールの夏期講座が始まる。
中学生は,港まつりの日曜日とお盆休みをのぞき,夏休み中ほぼ毎日ある。
それぞれが,それぞれの課題と向き合い,さらに上を目指して努力してほしい。

体調管理に気をつけて,休まずに夏期講座を乗り切ろう!





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2014年7月11日 月曜日 (大本)

■夏期講座前「無料体験授業」

台風と梅雨前線の影響で,釧路地方も大雨が続いている。
沖縄や九州・四国,また新潟や長野などの被害状況を知らされると,釧路の雨はただの大雨でしかない。
が,しかし,寒すぎる。
全国の天気予報でも釧路だけ予想最高気温が10度台では,さすがに気が滅入る。
近年,夏休み前はずっとこんな気温で,8月に入るころにやっと20度の声を聞く。
今日からの週間天気予報では,日曜日以降は晴れ模様で気温も連日20度を超えるらしい。
夏を感じられる日が早くやってきてほしい。


夏休みまであと2週間となった。
塾でも夏期講座のテキストや宿題の準備で,毎日プリンターが悲鳴をあげている。
夏期講座が始まれば宿題をたくさん出される生徒が悲鳴をあげるのだが・・・。
だが現在は,宿題の解答を作っている私自身が悲鳴をあげている。



夏休みまでのこの期間,ステップゼミナールでは「夏期講座前無料体験授業」を実施している。
部活動を終えた中3の受験生たち。
だんだん成績が下がってきた中2の生徒や,1回目の定期テストが悪かったので通塾を検討している中1など,塾生や保護者の方々がたくさんの生徒を紹介してくださる。
それをきっかけに一人でも多くの方にステップゼミナールを知っていただきたい。
黒板授業を行わない「ステップゼミナールの個別授業」をぜひ体験していただきたい。

私たちは勉強を教えるよりも,「勉強をする意味」を説き「勉強する意欲」を持たせるように注力し,「勉強する習慣」を身につけることを徹底させている。

体験授業のときにもその話をたくさんする。
志望校はあるか。将来の目標は何か。
今,熱中していること。
とにかくたくさん話をする。


自分が変わろうとしないと何も変わらない。
すべてはそこだ。
しかし,過保護に育てられた子供たちは簡単に変われない。
だから,今は当たり前のことを普通にやることから指導している。(これについてはまた後日)


夏休みから何かを変えたいと思っている生徒たち。
ステップゼミナールの体験授業に参加して,もう一度自分を見つめ直すきっかけにしてほしい。
たくさんの生徒の参加を待っています。




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2014年6月23日 月曜日 (大本)

■漢字検定

先週の金曜日に今年最初の漢字検定を実施した。
自主参加の高1女子3名を含めて26名の受検となった。

中3で2級を受検するものが2名,準2級が1名。
高1の2名が2級で,1名が準2級を受検した。
中2で3級を受検する生徒もいた。
これらはすべて女子!

男子!頑張らないと!

ゴールデンウィークが終わったころから,塾では毎日漢検に向けての勉強をやってきた。
パソコンのソフトで受検級の練習。
宿題プリントで自分の実力を把握する。苦手なところを集中的に復習する。

約1ヵ月半,小学生も中学生も本当によく頑張った。
小学生はまだ習っていない漢字が出てくる級に挑戦した人が3人もいた。
一生懸命がんばった成果がでるといいね。

塾生以外の小学生も受検した。
卒業生きよしの娘「みう」,小学2年生。
検定などを受けるのが初めてなので,「たくさん練習した!」とノートを見せてくれた。
ノートいっぱいに漢字が書いてあった。
たくさんがんばったね。きっと合格できるよ。


中学生,高校生は検定合格に向かって努力した時間を無駄にするな。
この集中力は社会人になっても絶対に活かされるはずだ。
目標や課題に向かって取り組む積極的な姿勢は中学生,高校生時代に身につけてほしい。

第2回目の漢字検定は11月に実施予定なので,10月になったらまた特訓をしよう。








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2014年6月14日 土曜日 (大本)

■今年最初の「定期テスト対策1000分特講」

6月も半ばとなった。
来週から各中学校の定期テストが始まっていく。
ということで,今年最初の「定期テスト対策1000分特講」を実施中。
現在進行形である。

中体連があるので部活動も土日となると練習に熱が入るのだが,部活よりも「1000分特講」優先で来ている生徒が多い。

感心,感心。

3月に入ってから勉強してきた1学期の学習内容がテスト範囲になっている。
かなり時間をかけて取り組んできたので,みんなテキストを進める手が滑らかだ。

今日,土曜日は1時から8時までの7時間を,およそ2時間刻みで途中に休憩を挟む。
苦手な教科から取り組んで,時間をかけて克服しようとする生徒。
または,得意なところを最終確認して「サササー」っと終わらせる生徒もいる。
こういうところにも性格がはっきりと現れるものだ。

今回,1年生は初めての定期テストなので,テキストを解いて丸付けをする時間よりも,プロジェクターを利用した解説授業の時間を多めにとっている。
最初のテストは,みんなできない範囲が共通しているからだ。
毎年,毎年,1年生は同じところをわからないという。

1年生は今,塾長の数学の授業を受けている。
その後は「浪人生秀哉」の英語の授業を予定。

今日はその後,3年生の「水溶液とイオン」の授業を私が行うことになっている。
みんな本当に「イオン」が苦手だな・・・。

さあ,始まったばかりで先は長いが,コツコツと勉強して。
わからないところは,積極的に質問して。
一度できた問題は絶対に覚えて。

なんか,「1000分特講」が始まると,私たちも気持ちが引き締まる。
今年もがんばろう。














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2014年5月31日 土曜日 (大本)

■5月最後の授業

間に合った!
5月最後の授業でやっと暖かい日になった。
昨日までは3月並みの気温で,風もそれなりにあり,とても6月を前にしているような感じではなかった。

同じ道東でも網走や遠軽などは全国並みの猛暑になっているのに。
釧路は猛暑でなくても良い。
暖かくなってくれるだけでよい。

塾の窓から外を見ても暖かい日差しが心地よい。
窓を開けて授業をするのも久しぶりだ。

窓といえば,
取っ手が壊れた。

今年の初め,冬のこと。
開け閉めをしていると知らないうちに取っ手がうまく回らない。
ちょっと力を入れただけで「ボキ!」といった。

そして先日,外に設置してある温度計を見ようと窓を開けた夜の出来事。
「今,6度しかない。」とか「寒いね。」とか会話をしながら塾長が窓をしめたら「ボキッ!」

また折れた。
いつも頻繁に開閉する窓ではあるが,こうも簡単に折れるのか?
ちょっと驚いた。

まあ,苦労はするが開閉に支障をきたしていない。


早いもので,今日で5月も終わり。
朝から小中学生や高校生が漢検の勉強とテスト対策をやっている。
みんな真剣だ!

そして来週から6月。
定期テストに漢字検定。
運動会に中体連。
それが終わったら夏休みだ。

ぼーっとしてたら置いていかれるぞ。





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2014年5月26日 月曜日 (大本)

■中学生の学校行事

5月も最終週に入った。
寒い!

現在午後2時30分だが,外の温度計は8度。
うそみたいな,ホントのはなし。
「北海道には梅雨がない。」といわれるが,これから天候不順が続く6月に突入する。
今年はエルニーニョ現象の影響で冷夏が予想されているらしいが,釧路に夏は来るのだろうか...。
塾長の口ぐせ。「もうすぐ雪降るぞ。」



市内の中学校は修学旅行のシーズンとなった。
塾生も中3が欠席し,生徒数もまばらになっている。
今日あたりから第1陣の中学生が帰ってくるが,今週末から来週にかけて別の3校の修学旅行がある。

とにかく落ち着かない。
修学旅行から帰ってきたら,定期テストのことなどお構いなしに「中体連」に向けて部活動に集中する。
せめて塾が口をすっぱくして言い続けないと,彼らはテスト勉強や漢検対策などしないだろう。

現に,漢検対策の宿題を出しているが,最近は理由をつけてやってこない生徒がいる。
漢検プリントはやってくるが,他の宿題を簡単に忘れてくる。

毎日2ページといわれているテキストも「印がついていないのでやってこなくていいと思いました。」や,
言われなくても直さなければならない宿題は「直しもやるんですか?」ととぼけた返事。
極めつけは「家のカギを忘れてきて家に帰れなかったのでまっすぐ来ました。宿題もって来ていません。」だと。
なんとも幼稚な言い訳。

帰りに居残りさせるし,授業が終わった後宿題をとりに帰らせるのだが,本質的な解決にはなっていない。
「勉強をしない」という根本的な体質を治さなければ。


話をもどす。
中体連に向けた部活動で遅くまで練習し,土日は練習試合と遠征。
いつ勉強するの?

6月の土日は中体連が行われる。
塾もテスト勉強の「1000分特講」を実施するが,部活の生徒は参加できない状況だ。

定期テストが終わり7月に入るころには陸上競技大会の練習だと!(一部中学校は運動会の練習)
遅くまで残って練習し,学級旗を作ったりと大忙しだ。
それが終われば夏休み。
夏休み中にはクラス単位で集まって秋の学校祭の準備を始める。
中3は演劇があるので,脚本を書いて稽古が始まるらしい。

2学期が始まると学校祭の出し物の提出期限に追われる毎日。
学級新聞作り。
ポスター作り。
名画模写。
合唱や演劇の練習。

そんな中,定期テストに学力テスト。

何?何?このやらされてる感じ。
生徒が全然楽しそうにしていない現実。
学校運営のための学校行事がこういう事態を招いていると思う。

昔の生徒はこんなに余裕がなかっただろうか?
今振り返ってみると,そんなにバタバタしていなかったような記憶がある。
みんな行事を楽しんでいたと思う。

今の子供たちが「幼稚」な分,昔の生徒がとても「大人」だった気がする。
というか実際しっかりしていた。


だから学校も今の生徒にあわせた学校運営を考えてほしい。
今の生徒たちには何が必要で何が不必要なのかを考えてほしい。

時間が足りない中でも,水曜日といえば午前授業にして「教育研究」をしているのだから!







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2014年5月17日 土曜日 (大本)

■掲示物

教室内には様々なポスターやプリントが貼ってある。
札幌の私立高校のポスター。
世界地図や日本地図。
または,生徒たちに向けての標語などだ。

そんな中,今までにないポスターを2枚教室内に貼った。

1枚は小学生向けのポスター。『いかのおすし』
不審者に遭遇したときの心構えを,小学生にわかるように書いてあるポスターだ。

ついて【いか】ない。
くるまに【の】らない。
【お】おごえをだす。
【す】ぐにげる。
まわりのおとなに【し】らせる。

よって『いか・の・お・す・し』だそうだ。
よくできている。
小学生に聞いたところほとんどが知っていた。

刷り込んでおかなければ,とっさの時にはなかなか行動に移せない。
中学生や高校生,大人だってそうだ。
危険な目にあったときに,すぐにこうどうできない。
「いかのおすし」はみんなに言えることだ。

「イカのお寿司」は食べるだけではないのだ。
ふむふむ。



もう1枚は平成26年度漢字検定のポスター。
これが傑作!

このポスターを見た生徒は,
「先生,このドリンク売ってるの?」
「飲みたい!飲みたい!」
「本当にこういうものがあったらいいのになあ。」

など,反響が大きかった。
絶対にこのポスターには目を奪われると思う。
こんなドリンクがあったら,私もぜひ飲んでみたい。

6月には今年度の第1回漢字検定が実施される。
ドリンクはないけれど,宿題という特効薬があるではないか!
みんなこの特効薬で合格を目指そう。





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2014年5月8日 木曜日 (大本)

■ゴールデンウィーク明け

ゴールデンウィークが終わった。
生徒たちが宿題を持って塾にやってきた。
部活を理由に,旅行を理由に,宿題を中途半端にしかやってこない生徒が数名。
毎日勉強する時間が決まっていて,家庭学習の習慣が身についている生徒はきちんとやってきている。

すべての宿題の○付けをして返す。
当然,間違えたところは直さなければならず,ちゃんとやってきたかどうかで差ができる。
直しておいで!と言っても知らん振り。
ほとんどあっている生徒はいわれなくても直してくる。

やってくる生徒と,やってこない生徒。
ちゃんと直しをできる生徒と,直しなどやらない生徒。
こういうところをしっかりと指導していかないと,社会人になってから信用されない人間になってしまう。


宿題ぐらいで大げさな・・・

と思うかもしれないが,私たちはこの部分を徹底的に指導する。
そして耐え切れない生徒は塾をやめていく。

なんでも親にやってもらって生きてきた生徒たち。
自分が努力して,自分で行動し,その責任は自分でとる。
これができない子供たちがとても多い。
いまの子供たちをとりまく社会の環境ではそれを許してしまっている。


私たち「学習塾」は,もはや勉強を教えるところではないのかもしれない。
生徒に対する指導のおよそ半分は勉強以外に時間をかけている。
とにかく「まとも」に行動できるようにしなければ,成績もあがらない。

塾に来てもあいさつをしない。
時間を守れない。
忘れ物をしない。
宿題をやってこれない。

それでも指導し続けなければならない。


来週からは漢字検定対策の宿題が始まる。
また3つ,指導することが増えた。

「わからない字は調べなさい。」
「漢字もひらがなももっとていねいに書きなさい。」
「プリントには名前を書きなさい!」







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2014年4月25日 金曜日 (大本)

■チェック表

すっかり春めいてきた。
塾の前を「ピカピカの新小学1年生」が大きなランドセルを背負いながら帰っていく。
中学1年生たちもそうだ。
真新しいちょっと大きめの学生服とセーラー服姿。着慣れていないのが見てわかる。
もう少ししたら背が伸びて,手足が伸びて制服が似合うようになるからね。

春だ。
生徒たちが自転車で来るようになった。
明るいうちなら女子生徒でも自転車で来ている。
忘れ物があれば急いで取りに帰ることもできる。
それでも忘れ物をした時点で怒られるのだか・・・。


昔,10期生くらいまでだったろうか。
ステップゼミナールには『チェック表』というものが存在した。
塾内にはたくさんの決まりごとがあった。
それらを守れないときには壁に貼られた『チェック表』に1マスずつ塗られチェックされるというもの。

「15個溜まったときに通塾停止処分にする。」というルールがあった。

遅刻したらチェック。無断欠席も当然だ。
忘れ物,宿題をやってこないときもチェック。
塾に来たときや帰るときに,あいさつの声が小さいとチェック表!
ノートや宿題に書いた字が汚いとチェック表!
授業中にうるさかったらチェック表!
勉強している友達にちょっかい出してチェック表!

というふうに,様々な場面でチェック表につけられる。

その代わり人一倍努力したときや他の誰もができないことをやったときなど,チェック表が消してもらえることがある。
塾内単語テスト15回連続満点をとったら1つ消す。
宿題プリント全部一問も間違えずに正解したら消す。
テストの範囲表などを持ってきたら消す。

など,すべて私たちのさじ加減ではあるが,みんなチェック表を消すために頑張った。
頑張れた生徒たちの時代の話である。
通塾停止処分になる生徒などいなかった。


卒業生たちが昔話をするときに必ず話題に上がる「チェック表」。
「先生,チェック表は今ないの?」
「チェック表なくてどうやってるの?」
と質問される。

10期生くらいまでと書いたが,それ以降あたりからは「チェック表」につけられても平気な生徒が増えすぎた。
消してもらおうとせず,「自分ができる範囲で消えればいい」くらいの生徒たちになったころ,チェック表の役目が終わった。
それからは決まりを守れない生徒を罰する姿勢から「よくやっている生徒」をポイントアップする体制に変えていった。

遅刻や欠席をせず,宿題をしっかりやってきたらポイントアップ!
提出物を必ず提出したらポイントアップ!

それでも「アップしなくても別に構わない」という生徒が多すぎた。
これももう意味がなくなり,結局はそういう「チェック」や「ポイント」などの制度はなくなったのだ。

今の子供たちは,
「宿題やってません。」と毎回忘れ,
「○○○を持ってくるのを忘れました。」と簡単に言い,2週間もの間それを持ってくるようにと毎日毎日同じことを言われ続ける。
極めつけは「5分くらい遅刻しても遅刻になるんですか?」とわけのわからないことを言う。
休むときには電話するように言っても,無断で欠席する。

とにかく,自分で何もできない子供たちが増えすぎた。
とくに男子生徒は最悪である。
なんでも「お母さん」にやってもらっている。

「過保護」状態の子供たちをどうにかしなければ。
自分で考えて行動できる子供たちを増やさなければ。
毎日塾長とその話をしている。

26年目のステップゼミナールで「チェック表」を復活してみるか???
効果があるかわからないが,目新しいことには反応するかもしれない。
「チェック表復活!」となったときには,また塾日誌で報告したいと思う。




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2014年4月21日 月曜日 (大本)

■都立小山台高校

春の選抜高校野球大会。
前年の秋季大会の成績をみて全国から32校が選抜され,甲子園で熱戦を繰り広げる大会。
このセンバツに注目校が選ばれた。

東京都立小山台高校野球部。
甲子園春夏通じて初出場。都立高校としてもセンバツに出場する初めての高校となった。

大正11年創立の進学校で,政財界人やジャーナリスト,文化人などさまざまな方面で活躍する人を多数輩出している。
菅直人元首相,ジャーナリストの故筑紫哲也氏,映画監督の山田洋二氏,元東京地検特捜部長で「バンキシャ!」のコメンテーターをつとめる河上和雄氏,キャノンの御手洗冨士夫会長など数えあげたらきりがない。

そんな有名進学校である同校が,昨秋の都大会では早稲田実業や堀越,日大豊山という2つも3つも格上の私立高校をつぎつぎ撃破しベスト8まですすみ,その功績が評価されて「21世紀枠」で出場が決まったのである。
グラウンドの照明施設や雨天練習場などあるわけがない。
つい数年前までバッティング練習用のマシンやゲージさえ存在しなかった野球部だ。
定時制の授業が開始される時間までに練習を終えるため,練習時間は最大でも90分だという。2時間の練習時間もとれないのだ。


釧路の部活動の指導者の皆さん,知ってました?
最大90分の練習で甲子園に出場できるんです!
練習時間と結果が必ずしも比例するわけではないですよ。
要するに練習の内容と,選手たちの集中力ですね。



同校野球部監督は「日本一短い練習時間」中に頭を使ったプレーを教えているそうだ。
頭を使わない不注意なプレーに対しカミナリを落とす。
そして,ここぞというときの集中力を鍛える練習を実践しているらしい。
「日ごろの練習では,いかに短い時間内で効率よく取り組めるかを強く意識しています。」
「試合で得点するチャンスがきた時,選手たちは集中力のスイッチが入るのです。」
と述べている。

グラウンドが使えない時の練習では,
学校内の吹き抜けエリアでバトミントンのシャトルを打つ練習をする。
投手役が2人いて「二人羽織」のようにポジションをとる。
同時に投球動作に入り,前にいるものが速いシャトルを投じたり,あるいは後ろのものが山なりの軌道で投じたり。
それをバッターはしっかりと見極めて瞬時に判断して打つというもの。
「しっかりと集中していないと,どちらがどんな投球をするかわからないので打てません」と部員は語っている。

野手間のタッチプレーの送球練習もひと工夫している。
通常は相手の胸をめがけて正確に送球する練習を行うが,彼らのは違う。
スライディングする走者にタッチするために「地上50cm」の高さをめがけて送球することを徹底している。
胸の高さより「地上50cm」のほうがアウトにできる確率が高まるからだ。

惰性でやってしまいがちな反復練習も,実践に即した「小さな目標」を立てて取り組む。
機能的で合理的な「考えながらの練習」だから,短い練習時間でも結果を出すことができるのだろう。



平日の放課後,釧路の「勝てないチーム」はダラダラと毎日3時間も練習し,休日は朝から夕方まで「意味のない長時間練習」を繰り返す。
これでは強くなるわけがない。
ましてや,選手たちも嫌気がさしてくるだろう。
体育会系の部活に所属している塾生たちは,中高生問わず練習時間の長さに参っている。

練習試合や遠征を考える前に,指導者の先生たちは,このような部活動の実態をもっとよく研究するといい。
自分たちのチームの「何が悪くて,どこを変えていけば改善されるのか」を。
そうすれば,時間に頼らずに内容の濃さで結果を出せるようになるかもしれない。



平日の7時過ぎ,野球部員は教室で自習。
練習に関する反省や課題をノーに書いて毎日監督に提出している。
驚異的な集中力の高さは,勉強でも証明済みである。

元野球部員の3年生たちの多くが,筑波大や早稲田大などの一流大学に現役で合格。
昨年の3年生も国公立と早慶上智,MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)への進学が7割近くを占めた。
今回の甲子園メンバーでも,東京工業大や一橋大など高いレベルの大学を志望する部員が多いという。

甲子園の宿舎にも,生徒たちは教科書や参考書を持ち込んで,夜,みんなで勉強していたそうだ。
勝つことも大事だが学習環境も大事。生活のリズムを壊したくないということでこういう取り組みをしているのだ。
「生活が一番で,野球は二番というのが伝統です。」



まさに「文武両道」だ。
すべてを小山台高校のようにできるわけはないだろうが,釧路の指導者たちは部活動の運営というものをもう少し考え直してもらいたい。
放課後や休日の時間はあればあるだけ練習につぎ込む毎日。
生徒に聞いたら「部活のことでは色々言われるが,勉強のことは言われたことがない」という生徒がほとんどだ。
今のままでは「部活だけやっていればいい!」といっているようなものだ。

「一に生活,二に部活」という指導を実践してもらいたい。
そして部活動をやる楽しさと,練習のつらさと厳しさと,うまくいったときの充実感を教えてあげられるように指導してほしい。

生徒たちが社会人になったとき,自信を持って「部活をやっていたおかげで」といえるような指導をしてほしい。




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2014年4月15日 火曜日 (大本)

■ゴールデンウィーク休み

入学式が終わって1週間ほどが経過した。
新入生たちは少しずつ授業が始まってきているようである。

中学校では,落ち着いてきたころに家庭訪問が始まり,ゴールデンウィークに突入する。
それが終わると中学3年生は修学旅行の準備で勉強どころではなくなる。
修学旅行から帰ってきたら中体連。
そして,わかっちゃいるけど知らんぷりしてきた「定期テスト」が待っている。
塾では知らんぷりさせないけれど・・・。ビシビシいきますよ。
定期テストが終わったらもうすぐ夏休み!

なんだ!?
毎年,毎年このわけのわからない速さは?
中学3年生のみんなは,この流れにのみこまれてはいけない。
自分の現状をいつでもわかっていなければだめだ。

最近,部活動の休日の練習量が尋常ではない。
体育会系は遠征や練習試合が頻繁に行われる。
文化系では吹奏楽部が殺人的なスケジュールで,コンクール金賞を目指して「訓練」している。
朝8時から夜8時までということも聞いたことがある。
指導者たちは何を考えて生徒たちを指導しているのだろうか。生徒たちは楽しいのだろうか。
そして一番の疑問点は,保護者の方々はどう思っているのだろうか。


そういえば,今年の「全国高校野球選抜大会」。
いわゆる「春の甲子園」には21世紀枠で小山台高校が出場した。
数年前までバッティングマシーンや打撃練習用のゲージもなく,練習時間は一日90分。
この練習量で都大会では早稲田実業や堀越,日大豊山などを破りベスト8に入り,21世紀枠に選出された。
彼らの活躍は何を意味するのか。
釧路の部活動の指導者たちはどう受け止めているのか。
ぜひ聞いてみたいものだ。
小山台高校の選手たちと指導者の練習に対する姿勢については,後日述べたいとおもう。


話をもどそう。
塾では昔,ゴールデンウィーク休み中に補習授業をやっていたことがあった。
日ごろの授業ではどうしても足りない部分があったからだ。

部活動を休んでまで参加する生徒も多数いた。
しかし,近年はそのような授業は成立しない。
部活動優先で時間帯が合わず,家族で長期間旅行するので不在である,など参加生徒が激減した。
だから,休むときは休んで,それ以外でしっかりと居残り特訓などをさせるように変えていった。

卒業生たちからは「塾,ずいぶん生徒に優しくなったんじゃない?」と言われるが・・・。


今年のゴールデンウィーク休みが決まった。
29日(火)は午前9時から午後3時まで。
30日から5月1日まで通常授業。
2日(金)から6日(火)まで休み。
7日(水)から通常授業再開。

塾は,優しくないよ。宿題たくさん出すからね。
ゴールデンウィークが終わったら,宿題直しでみんな居残りだ!!




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2014年4月11日 金曜日 (大本)

■学力テスト

始業式,入学式を終えると各中学校4月の学力テストを実施する。
前学年の復習のテスト,新中1は小学校の復習テストである。

塾内でも「学力テスト対策」として過去問題を解いてみた。
過去問題を解くことはとても重要である。
高校入試のときも,12月の受験勉強としてまず過去問題を解かせる。
どんな問題集をやるよりも,手っ取り早く効果のでる方法である。

過去問題を解いた生徒たちはそれぞれわからないところを質問してきた。
数学の関数がわからない。作図の方法を教えてほしい。
理科の計算の仕方を解説し,社会は覚えるコツを伝授した。つもりだ。
英語の長文を読むにはどうしたらいいのか,と質問してきた生徒もいた。

とにかく,学校の学力テストは前日に過去問題を解いたくらいで飛躍的に点数が上がるものではない。
日ごろの家庭学習の成果が現れるものだからだ。
だから,塾で予習し学校で習い家庭学習で復習する。
わからないところはさらに塾で復習すればよい。
そうやって塾をうまく利用してくれればいい。

新学期が始まったから,今年度の宿題を新たに作った。
これを家庭学習としてしっかり復習してほしい。

今日のテストはどうだったのだろうか。
中3生もまだまだ受験生には程遠い感じだし・・・。
学力テストで結果を出すにはまだ時間がかかるかもしれない。

みんな,テスト問題と解答用紙を忘れずに持ってきてね。
一人ひとり間違えた問題を確認するからね。




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2014年4月7日 月曜日 (大本)

■春の無料体験

春期講座が終わり,学校でも新学期がはじまる。
始業式,入学式。
クラスが変わる人もいれば,担当の先生が変わる人もいる。
春は何かと新しい出会いの多い時期である。当たり前か・・・。


この時期ステップゼミナールでは毎年「春の無料体験授業」を実施してる。
中学3年生が卒業して塾を去るが,数名が高校生になっても継続して通ってくれる。
それ以外は新規の生徒を募る。たくさんの生徒に入ってきてほしい。


新規の生徒を募集するときに私たちは広告を出さない。
新聞広告やチラシなど,様々な方面から募集広告掲載の話をされるが,広告は出さない。
第一に広告にはまったく反応がない。
塾を考えるときに釧路の多くの保護者の方は
「知名度」と「子供が友達のいる塾に行きたがる」という理由で大手の塾を選びがちである。

第二に,ステップゼミナールの最大の広告は「在校生・卒業生の保護者の方々」の口コミだからだ。
塾に通い,今まで見たこともないくらい努力するわが子を目の当たりにし,志望校に合格する。
塾に通っている間にわが子の人間としての成長を感じとっていただけた保護者の方々。
そういう方が心の底から勧めていただいたときこそ,ステップゼミナールの本当の宣伝になっていると思う。

だから,「広告を出さない」のではなく,「広告を出す以上の効果のある口コミ」が一番の宣伝になっている。
いつも気にかけてくださり,たくさんの方に声をかけてくださる保護者の方には感謝しております。


話を戻そう。
春の無料体験も春期講座中には,小5から中3まで8名も参加してくれた。
塾というところで初めて勉強する児童・生徒もいれば,現在ほかの塾に通っている生徒たちまで。
ステップゼミナールの授業は体験してもらえればすぐに「他の塾との違い」が実感してもらえる。

ステップゼミナールは「勉強を教えてもらう塾」ではなく,「自分が学ぶ塾」だということ。
自分が覚えなければ,何時間勉強しても,何日通っても成果など出るはずはない。

新小学5年生になる児童のお母さんからは,
「体験授業の1時間半は少し長いかもしれません。集中できなくてもたないかも。1時間で,できませんか?」
という申し出があった。
その子は「タイピング練習」から始まり「漢字の練習」と「算数の復習」で1時間半,休むことなく勉強していた。
親御さんが心配するほど子供たちは「やわ」ではない。心配のしすぎだと思う。

また,別の児童は,兄弟で無料体験に参加して,兄と同じ課題を兄よりも早く終えることができてとても喜んでいた。
「おかあさん,楽しかった!」と迎えに来たお母さんに元気に報告して帰って行った。
そういう声を聞くと私たちも幸せな気分になる。


もっともっと色んな出会いを通じて,たくさんの人たちにステップゼミナールのことを知ってもらいたい。
そして,子供たちが成長していく過程で,少しでも役に立ちたいというのが私たちの願いである。




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2014年4月3日 木曜日 (大本)

■学力コンクール

春期講座も最終盤。
前学年の総復習の模擬試験「北海道学力コンクール」があった。
4月2日は中1と中2,4月3日は中3が実施した。


新中学1年生は問題の難しさに驚いていた。
小学校でやってきた「章のまとめ」テストは,みんなができる基礎中の基礎テスト。
学力コンクールは高校入試を考慮した問題がたくさん出ている。
戸惑いながらも問題用紙にくらいついていた。

新中学2年生は2人の受験であったが,2人ともしっかりと結果を出している。
中1のころから取り組み方がとても丁寧で,1つ1つを確実にこなせる女子生徒だ。
2人とも国語と英語が得意なので,テスト勉強では数学・理科・社会の苦手なところに集中できる。
こつこつ丁寧に取り組める2人。
国語力がある2人。
中学校から始まる英語で他の生徒よりもリードしている2人。

何よりも,目標をもって取り組めるこの女子生徒2人は今後に期待するところが大きい。
今の調子でやっていこう!


新中学3年生は今年の入試を分析して作られた最新の模擬試験を実施した。
日ごろの学校で行われている学力テストとは比べ物にならないくらいの難易度。
普段8割以上取れている生徒でも7割程度までしかとることができない。
これからの取り組みがとても大切になる。

まずはテストを受ける姿勢。
時間を余して,ボケ〜・・・ っとしている生徒が数名。
時間が余ったらもう一度問題を見直す姿勢が大事。

2つ目は字の丁寧さ。
特に漢字や英単語などは読めないものは×にされてしまう。
日ごろから字を丁寧に書くという姿勢が大事。

最後にテストが終わった後の取り組み方。
ただ単にテストをやって,何点とって「良かった」や「悪かった」では受けた意味がない。
今の時期できたところと,できなかったところをしっかりと認識すること。
まったく手が出なかったところはこれから時間をかけて勉強しなければならない。
などの課題を見つけることが大切。

来週からは学校も新年度を迎え,新たな生活がスタートする。
中学生のみなさん,今年度も宿題たくさん出しますよ。
しっかりついて来てください。







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2014年3月31日 月曜日 (大本)

■塾日誌を書くことは・・・

3月が終わろうとしている。
塾も春期講座終盤で,残すは「学力コンクール」となる。
新1年生にとっては初めての「全道レベル」のテスト実施だ。
精一杯,問題に向き合ってほしい。


4月に入ろうとするこの時期,自動車学校では学生たちの免許取得が峠を越える。
自然と圧倒的な忙しさから開放された「R鈴木くん」は落ち着いた休みを迎えて塾に遊びに来る。
昨日も12時前に塾に来た。
ジムに通うまで時間があるらしく,昼食を一緒にとることになった。

「やっぱり今年も浪人生のひでや」といっしょに近くの生協まで昼食を買いに。
塾長と私と4人,事務所でテーブルを囲む。
むしゃむしゃ食べながら,雑談も交えながら。

昼食を終えたときだ。
「R鈴木くん」から指摘された。

「3月に塾日誌何回更新したの?先生。」
「4回だよ。4回!」

言われなくてもわかっている。


「そもそも塾日誌って・・・」

また始まった。このやろう!言われなくてもわかってるって!

彼は塾日誌が更新されるのを毎日欠かさずチェックしている。
だから毎回遊びに来たときに,塾日誌の話になるのだ。



今年は週2回更新を目標に掲げていたが,日常の塾の様子などを書くにはイベントがないと毎回同じような内容になる。
それでも何かと話題を見つけて書こうとはしているのだが・・・。

という言い訳を私がしている間も彼は話し続けていた。


「・・・。だから,そんなに読んでる人がいないんだから何でもいいから書けばいいのに。」
と結ばれて話は終わった。

そんなことはない。
卒業生たちは意外と読んでくれている。

だから,今の塾の様子やできごとなどの他に,卒業生たちのエピソードや塾の昔の話などをどんどん書いていこうと思う。
フェイスブックではないので,勝手気ままなことは書かないが,おもしろい卒業生たちはたくさんいる。
25年たっても覚えているおもしろい話もある。
こういう話を交えていけば週2回はいけるかもしれないな。
これでどうだ?「R鈴木くん」。



彼は昨日「やっぱり今年も浪人生のひでや」と一緒にジムに行って汗を流したそうだ。

「やっぱり今年も浪人生のひでや」は今朝,遅刻した!!





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2014年3月27日 金曜日 (大本)

■春期講座

現在,春期講座の真っ最中。
小学生も中学生も前学年の総復習と新学年の予習に力を入れている。

特に頑張っているのが「新高校1年生」。
高校スタートダッシュを順調にこなし,見事ダッシュに成功している(はずだ)。
全8回のスタートダッシュを終えた後も,高校から出された宿題を懸命にやっている生徒もいる。
1ヶ月ほど前は受験生として「頑張って」勉強していた生徒たちだ。
その気迫は薄れていない。


新中学3年生は英文法の総復習。
基本の「き」からもう一度ビデオ学習している。これがあとになって効いてくる。
英語は力がつくまで時間がかかるから,じっくり長い時間取り組んでいかなければならない。
4月からは毎日宿題攻撃!!

数学は「1学期の予習」。
もうすでに,第1章を終えようとしている生徒がいる。
それ以外の生徒も第1章の半分は終了している。

ただ単に予習しているのではない。
ビデオ学習した後,パソコンで反復練習してから先に進んでいるので,完璧に身についている。
春休みが終わったら第2章に入れるぞ!!


新中1は「小学生からの脱却」。
小学校の復習をしながら,中学校数学と英語の予習を行っている。
プリントとテキストと,パソコンでの反復。
よく「頑張って」3時間の授業をやっている。
えらいぞ!その調子だ。

小学生たちも1年間使ってきたテキストを,余すことなく前ページ合格して全部終了している。
雑な漢字の書き直し。
計算ミスのやり直し。苦手な文章問題。
中学生だけではない。小学生も必死に「頑張って」いる。

とにかく,どんな形であれ「必死に頑張る」ということを身につけてほしい。
大事なときに,「頑張れる」人になるために。

昔はすごかった・・・
英単語ミスしたら100回ずつ書くとか,教科書の英文を丸々暗記して日本語の下に全部書くテストとか・・・。
計算問題700問終わった人から帰れるとか。

100回ずつ書きたくないから「頑張って」家で練習してくる。
ミスしないように「頑張って」丁寧に計算するように心がけた。

ここ一番,大切なときに頑張る。
自分のために頑張る。
日ごろから心がけていないとなかなか頑張れない。

だから私たちは毎日生徒たちに本気で接し,おこり,褒める。

塾生のみんな,4月からもビシビシいくよ。頑張ろう!!




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2014年3月17日 月曜日 (大本)

■公立高校合格発表

受験生諸君,遅ればせながら「卒業おめでとう!」
義務教育を終了し,新たなステップへの希望。不安。そして飛躍。
それぞれの思いを胸に,これからは立派な社会人になるための時間を過ごしてもらいたい。
中学生だった自分からの脱却だ。


今日は公立高校の合格発表があった。
合格した人も,不合格だった人も,必死に頑張った結果である。
しっかりと受け止めてほしい。
長い人生うまくいくときもあれば,そうではないこともあるだろう。
だから,どんな結果になろうともそれに向けて必死に努力するんだ。


高校受験は最終目標ではない。
もっと先の自分を見つめてほしい。
その自分に少しでも近づけるように,私たちは指導してきたし,君たちはよく頑張ってきた。
だから合格した人も不合格だった人も,もっともっと挑戦的になってほしい。
君たちの実力は「高校受験」で終わるようなものではない。
それは「受験勉強」を通して感じているはずだ。
だからもっともっと高みを目指してほしいと思う。

自分の目標や進路を見失ったときには,いつでも相談してほしい。
君たちの先輩たちは,そうやってきた。そして立派な社会人として活躍している。

明日の朝,顔を洗って自分の顔をよく見てみよう。
もう中学生ではない自分を。

みんな,がんばれ!




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2014年3月5日 水曜日 (大本)

■公立高校入学試験

今日は「北海道公立高校入学試験」が行われた。
高専合格者と推薦合格者を除く生徒たちが,それぞれの受験校で試験を受けた。

みんな,ほんとうにお疲れ様でした。

受験会場から塾へ直行して,自己採点をした。
泣きながら丸付けをしている女子生徒もいた。

一問一問,一喜一憂。

採点が終わり合計する。
学校の学力テストや塾での模擬試験を通して過去最高点を出した生徒が何人もいた。
努力の成果だね。
逆に緊張のあまり,本来の実力を発揮できなかった生徒もいる。
大丈夫。思うほどとれなかったけれどボーダーラインはクリアできているから。

明日は「面接試験」がある。
元気にハキハキ答えてきてほしい。

みんな,合格発表までハラハラは続くけど,重圧からは解放されていいよ。
緊張しなくてよくなったから。
来週の月曜日までゆっくりと休んで!

月曜日からは「高校スタートダッシュ」が始まるから・・・。

中2のみなさん。
まだ2年生だから,とか思っていませんか?
今日からカウントダウンを始めるよ。
あなたたちの公立高校入試まであと365日!!



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2014年3月2日 日曜日 (大本)

■受験生、すべての授業が終了しました

受験対策や中学1・2年の定期テスト対策に追われて,2月13日以来の更新。
ちょっと間があきすぎてしまった。
その間も,大雪が降り「生徒と一緒に除雪」やら「高専の合格発表」やら,いろいろあったが,その辺のお話はまた後日お知らせしたいと思う。

8回目の入試直前ゼミが終わった。
これで受験生に対するすべての授業が終了したことになる。
とても大変なことを要求し続け,よくそれに耐えてここまで頑張ってきてくれた。

小学生のころから通い続けた生徒から受験が近くなってから入塾した者まで,よく頑張った。

最近の学校の進路指導では「公立高校推薦入試」を前面に押し出す学校が多くなった。
クラスの半数以上が公立高校の推薦合格という中学校もある。
全員がそう考えていないと思うが,推薦合格でいいと思っている親子がいるのだろう。
公立高校の普通科に「推薦入試」が導入されてからというもの,釧路の高校受験が激変してしまった。

「頑張らなくても公立高校に入れる。」
一部の頑張らない中学生たちの誕生である。


そんな状況の中,ステップゼミナールの生徒たちは頑張らされる。
私たちは生徒に妥協を許さない。
最後の最後まで志望校に向かう気持ちを持たせ続ける。
将来の自分の夢や目標に向かう姿勢を崩させない。

これがステップゼミナールの受験勉強の真髄だ。

塾長は最後に,生徒たちに必ず掛けている言葉がある。
「おそらく,君たちは釧路市内,管内の生徒の中で一番勉強した受験生だ。」
「この頑張りは将来,社会人になった時に本当に君たちの力になっているはずだ。」
「高校に受かることが目標で受験勉強をしてきたわけではない。」
「3年後,5年後には高校や高専を卒業しさらに目標に向かってほしいと思っている。」
そのことを話している塾長の横で,いつも私は多くの卒業生たちの顔を思い浮かべている。


みんな,どうか立派な社会人になってください。

私からはいつもこんな言葉を掛けている。
「君たちはお父さんやお母さんから,勉強しなさいと何度も言われたことだろう。」
「君たちが将来結婚し子どもができ,高校受験を迎えたときには,こう言ってあげなさい。」
「ちゃんと勉強しなさい。お父さんは中学生の時,目標に向かってすごい受験勉強をしたぞ。」
「お母さんは高校受験のとき一日5時間以上は勉強したよ。」
「目標があるのになぜ努力しない。自分が頑張らないと何も始まらないんだよ。」

自信を持って子どもたちに言ってほしい。
目標に向かうことがどれだけ大変で,それを達成したときにはどれだけ自分に自信が持てるかを。

どうか立派な親になってください。

塾長も私もこころからそう願っている。

さあ,いよいよ本番だ。
落ち着いて,でもちょっとの緊張感を感じながらテストを受けてほしい。

公立高校入試まであと2日。




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2014年2月13日 木曜日 (大本)

■受験生、久々の休み

今日は公立高校の推薦入試の日。
だからというわけではないのだが,受験生たちは久しぶりの休塾の日である。
冬休みが終わってから彼らには2回しか休みがなかった。
前回の休みは1月の29日だから,約2週間ぶりの休み。
みんなとても頑張っているから,ここらで休息・・・。
今,ぐんぐん力をつけてきている生徒が数人いる。

頑張れ!
最後まで気を抜くな!

朝から江南高校の生徒がテスト対策の勉強をしに来ている。
学校で推薦の面接試験を行っているので休みなのだ。

昨日「9時半に勉強をしに来る」ということを決めたのだが・・・。
塾長は朝早くから来ている。
私と浪人生「ヒデヤ」は家が近所なので一緒に9時半に塾へ。
江南高校1年生の「たくや」がバスでやってきて,2年生の「いぬまさん」も勉強しに来た。

あれ???・・・・。「タロウ」が来ない。
10時を過ぎても現れない。
きっと寝坊だろう。

寝坊だ!
10時15分ころに現れて,竹刀で尻をたたかれていた。
日曜日に高専入試だと言うのに,寝坊・・・。
あきれてしまう。

お昼はみんな一緒に教室でお弁当を食べた。
コンビニでカップめんを買ってくる者。
お弁当を持ってきた者。
雑談を交えながらお昼ごはんを楽しんだ。

1時を過ぎたら,高専生「のり」が来た。
今日からテストが始まって,帰宅が早かったので明日のテスト勉強をしに来た。

頑張っているのは受験生だけではない。
高校生も頑張っている。
高校生だから頑張らなければならない。
もうすぐ大学生,社会人になるために頑張らなければならない。

釧路の中学生やその保護者の方々は「高校受験に合格する」ことが最終目標のような気でいる方が多い。
だから安易に「推薦入試」を選択する方がいる。
高校に合格したからそれで終わりではない。
「合格めざして」努力する過程に意味がある。

中学生は志望校目指して「必死」になって勉強する。
受験生は合格を勝ち取るために,悔いが残らないように「休日返上」で勉強する。
ステップゼミナールでは入試が終わった次の週から「高校スタートダッシュ」という勉強が始まる。

よく,受験生が友だちから言われるそうだ。
「受験が終わったのに勉強するの?」
「なんでまだ勉強するの?」
えっ???勉強しないの?

高校生になったら「社会人になるための努力」をしなければならない。
専門学校や大学受験をするもの。
就職試験を受けるもの。
遊んでいる暇はない。
部活動や習い事と両立しながら勉強する。


社会人になっても「自分の目標」に向かって努力する人がたくさんいる。
「まゆか」がその例だ。
みんなは彼女の頑張りを見てきたはずだ。

大人だって勉強する。
人間はいつでも学習するものだ。

受験生は久々の休みに何をするか。
家で勉強するだろうか。

休みだけど受験生「ミーナ」と「マユ」はおそらく勉強しに来るだろう。
彼女たちの気合は今年の受験生No1だ。

努力は無駄にならないからな。


釧路高専入試まであと3日。
公立高校入試まであと20日。




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2014年2月6日 木曜日 (大本)

■インフルエンザ警報

釧路保健所は5日午後,今シーズン道内初めてとなる「インフルエンザ警報」を出した。

流行が本格化してきた。
塾生の通う小中学校でも,学級閉鎖や学年閉鎖が出始めている。

児童・生徒たちも塾に来るときは「マスク」を着用している人数が増えてきた。
その反面,体調不良で欠席する生徒も増えている。
授業中鼻をすすったり,鼻をかんだり。
咳が止まらない生徒もいる。
この時期,特に受験生は無理をせずに,休養してまず体調をもとに戻すように心がけてほしい。

教室では,塾に来たら手洗いとうがいをさせている。
もっともっと徹底させねばならない。
夏休みあたりから来ている生徒たちはまだ塾の冬の流れを分かっていない。

手の消毒→手洗い→うがい
昔からいる生徒たちは慣れたものだ。

教室には加湿空気清浄機が設置されている。空気清浄もさることながら,加湿で大きな働きをしている。
湿度はとても大切。

そして,今シーズンからさらに力強いアイテム。
クレベリン

空間除菌でとウィルス除去ではある一定の評価を得ている。各教室に置いたところ,すぐにその効果的なにおいが・・・

「先生,プールのにおいがする。」
「教室くっさ〜。」
とさわぐ小学生。

効果がすぐにでるかどうかは分からないが,いいと思われることはやってみる。

ちなみに,塾内で連鎖的に感染したことは一度もない。
新型インフルエンザが大流行した年も塾内の感染はなかった。
これからも塾内での感染は防がねばならない。

みんな,家に帰ったら手洗いとうがいをしよう。
学校に行くときはマスクをしよう。
体調が悪いときは無理をしないで塾を休んで治そう。

体調管理の基本は「自己管理」だ。
自分がかからない。
他人にうつさない。


釧路高専入試まであと10日。
公立高校入試まであと27日。




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2014年2月1日 土曜日 (大本)

■土曜日特講3連発!!

3学期に入り3週連続土曜日特講を実施した。
いずれも午前9時から午後3時まで。

1月18日は数学特講。
1年生範囲からの単元別の入試対策プリントで実戦的な問題を集中して解いた。
高専と裁量問題を受験する生徒はハイレベル問題。
それ以外の受験生は標準問題。
結局,8枚のプリントすべて時間以内に終了することができた生徒はいなかった。
しかし,計算問題のミスが少なく,以前までならあきらめていたり解けなかった問題に積極的に取り組めるようになっていた。


25日は歴史特講。
年表を中心にプリント23枚の問題にひたすら答える。
わからない語は教科書や参考書,資料集などを使って調べて調べて調べる。
今年の生徒は調べ学習が少なかった。

以前から卒業生たちに,
「先生,居残りして参考書使って調べる授業やってないんじゃない?」
「俺たちのときなんか,夜の12時まで残っていたよ。」
と言われ続けている。

確かに昔と比べたら調べ学習は少なくなった。
しかし,黒板授業や居残りがなくなったから自分で集中して学習する時間が多くなったのも事実。
まあ,昔の生徒は私が黒板に書いている間,後ろで何をやらかしていたのやら・・・。
その分,残されていた生徒もいたはず。


2月1日は理科特講。
これも1年生からの単元別の入試対策問題。
理科のできる生徒にとっては最終確認になるし,苦手な生徒には一つでも多くのことを覚える機会。
どんなやり方をしても,何を使って勉強しても,自分が本気で覚えようとしなければ覚えられない。

土曜特講3連発が終わった。
いよいよ『入試直前ゼミ』が明日から始まる。
受験生のみんな,誰のためでもなく自分のために努力しよう。
悔いが残らないように「今できることは今やる」という強い気持ちで臨んでほしい。

釧路高専入試まであと15日。
公立高校入試まであと32日。





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2014年1月29日 水曜日 (大本)

■合格第1号

以前,社会人で看護の専門学校を目指して受験勉強している卒業生「まゆか」が,塾の机を占拠して(笑)というか,机を借りて勉強していることを紹介したことがある。
彼女が見事「川越看護専門学校」に合格した。
ステップゼミナールの今年度合格者第1号となった。おめでとう!

介護の仕事が終わって,午後6時過ぎから勉強。
休日は午後一番に塾に来て机に向かっていた。


最初,勉強を始めたときには「中学校の数学」の初歩的なところから始めた。
時間をかけて,迷惑かけて,みんなに心配までかけて・・・

そうやって勉強しているうちにどの問題を解いても間違えなくなった。
国語の問題も「漢字」や「四字熟語」から「文章読解問題」まで積極的に勉強した。
作文対策まで懸命に努力していた。

たいしたもんだ!


明るい,明るすぎる性格と他人を気遣う気持ちを持ち合わせているため,塾内の生徒にも人気がある。
小3の「ステップゼミナールのちびまる子」あいちゃんは,プリントの丸つけやテキストの直しを「まゆか」の隣の机でやっていた。

そんな「まゆか」も合格が決まったことで他の受験校をすべてキャンセルし,川越市に住む準備を始めている。
釧路を離れて暮らすことを考えるとちょっぴり淋しいということも言い出した。

大丈夫。おまえの性格ならすぐに友だちができる。
逆に釧路のことを忘れないか心配だ。



自分で決心して目指した「看護師になる」という夢のスタートライン。
立てると思っていなかったこの位置へ立つため努力した日々と合格したという自信をつねに忘れるな!

塾内の生徒たちは「まゆか」が努力してきた姿を見て何かを感じ取っている。
「勉強するのは子どもだけじゃない。」
「大人だって一生懸命勉強するんだよ。」
ということをみんなに教えてくれた。

ありがとう。

そして,本当におめでとう!


さあ,次は「浪人生ひでや」,お前の番だ。
緊張せずに力を発揮してくれ。




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2014年1月27日 月曜日 (大本)

■雪かき

元日に重たい雪を雪かきして以来,「釧路に雪は降らないのでは?」というくらい積雪がなかった。
そんなわけがあるはずもなく,土曜日の夜中から日曜日の夜にかけて,降ったり止んだりで積雪があった。
塾でも雪かき。

朝10時。
高専目指して頑張っている「タロウ」がいつもどおりやってきた。
待ってたぞ!タロウ。

塾長とタロウと私の3人で「雪かき」を始めた。サラサラの雪で私と塾長が集めるのも,タロウが運ぶのも力がいらない。
タロウは朝,自宅の雪かきもしてきたらしい。
勉強前の「軽い」運動になったか?
タロウは授業中居眠りをするのでいつも私たちに怒られている。
今日は疲れていても「居眠り」するなよ。
眠くなったら,外に行って深呼吸してこい。

今外を見たら,除雪した塾前の駐車スペースはだいたい乾いてきている。
おてんと様の力はすごい。

ただ,道路は圧雪状態なので,夜にはアイスバーンになりそうだ。
送迎される方は十分にお気をつけください。

※車は「R鈴木君」。
今事務所で歓談中。







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2014年1月24日 金曜日 (大本)

■中3の受験勉強

入試まであと40日。
今日から受験生の「全員授業」と「全国公立高校入試過去問題」がスタートする。
授業は午後6時から8時まで。帰りの1時間で「過去問題」を実戦練習として毎日行う。
1日1教科を基本として,制限時間内に問題を解いて解答する。

北海道の公立高校の入試問題など比べ物にならないくらい問題の質が高い。
北海道でも裁量問題なるものが導入され物議を醸したが,全国の問題はほとんどが裁量問題みたいなものだ。
ステップゼミナールの生徒は裁量問題対策をしない。
全国クラスの問題をこなす練習をするからだ。
それで十分。というかそれが一番いい。


土曜日と日曜日は希望者のみの「入試直前特講(有料)」を行う。
8年前から行っている入試直前ゼミ。
授業形態が今の形になってから始まった講座である。
入試のポイントを徹底的に叩き込む,土日あわせて9時間の長丁場。全部で8日間。
この問題集も全国の入試過去問題から抜粋した問題を掲載しているものだ。


普段の授業では基本事項の反復にパソコンを使用して「ひたすら覚える。」
入試前の全員授業では「全国の実戦問題にチャレンジ。」

3月2日(日)まで休日は3回しかない。
みんな,受験勉強はまだまだこれから。
自分の本当の能力を発揮する準備はできているか?
乗り遅れるなよ。

ステップゼミナールでの辛い受験勉強を乗り越えてきた先輩たちに続け!





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2014年1月14日 火曜日 (大本)

■模擬テスト

冬休みの間,苦手単元の徹底復習を行っている。
中学生はその成果を発揮する機会「北海道学力コンクール」を受験した。
10日(金)は中学1年と2年,11日(日)は中学3年がそれぞれ昼食持参でテストに臨んだ。

特に中学3年生は入試前とあって,テスト内容も過去の問題を分析してあり,かなり実戦的な問題が多い。
冬期講座の内容も入試の過去問題の解説授業を中心に行ってきた。
授業時間以外に自分でテキスト類を用意して居残りをしていた生徒の中には,冬休みに入る前に比べて30点くらい点数が上がった生徒が数名いる。
努力の成果だと褒めてあげた。

居残りで努力しているのに思うような点数がとれずに落ち込んでいる生徒もいる。
テストだからそれは仕方がないことだ。良いときもあれば悪いときもある。

受験生に限らず,この冬休みは自分の課題に取り組んでどれだけそれを身に付けることができたかの。

今までできなかった計算問題ができるようになった。
多くの単語を覚えることができた。
社会や理科の用語を覚えた。
単純なミスをしないように心がけた。

生徒一人一人が自分で目標としていたことを達成できただろうか。

点数を何点とったかよりも,どのくらいできるようになったのか。
今まで空欄だったところを少しでも書けるようになったのか。

模擬テストを受けることではっきりとわかるはずだ。
そのためにも,もっと積極的に実戦的な問題に取り組んでほしい。

受験生のみんな,3学期になったら「全国公立高校の入試過去問題」が待っている。
全国の問題は難しい。
そんな問題でも自分の目標と課題を見つけて頑張っていこう。




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2014年1月5日 日曜日 (大本)

■2014年が始まりました

あけましておめでとうございます。

2014年の授業が今日から始まる。
どんな年になるのか。

昨年は新年最初の授業の日には「記念式典」の準備をする卒業生が集まり作業をしていた。
それに比べたら今年の初日は静かな出だしとなった。

今年はどんな年になるのか。

小学生が例年に比べて多いので,何かと忙しくなりそうだ。
とにかく小学生は元気がいい。それをうまく勉強の方に向かせていく。
宿題の丸付けして間違えたところを直させて,復習と予習を徹底する。
算数と国語が中心だが,時間に余裕のある児童には理科や社会も積極的に勉強させよう。
考える力を養う取り組みもしていきたいと思う。

中学生はどうだろうか。
考えるということを拒絶する生徒があまりにも多い。小学生よりもひどい。
勉強は決して楽しいものではないが,わかれば楽しいこともある。
だから「考えない」うちに投げ出さないでほしい。投げ出させないようにする。

考えて,悩んで,間違えて,身に付ける。
昔から取り組んでいた「ミニテスト」をどんどん増やしていこう。
「単語テスト」,「計算テスト」,「漢字テスト」。ステップゼミナールのオ・ハ・コ。
今から問題つくりを始めないと・・・

今年はどんな年になることやら・・・

妥協せず,本音で生徒と向き合う姿勢で「厳しく」やっていく。
やっていることはいつもと変わらない。

でも毎年違う。

だから今年も頑張ります。
「塾日誌」も頑張ります。どうぞ感想やコメントをどんどん送ってください。

卒業生のみんな,コメント待ってます。




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2013年12月29日 日曜日 (大本)

■2013年最後の授業

今日で冬期講座の年内の授業が終わった。
2013年最後の授業だった。
今日は欠席者がいなかった。
終わりよければすべてよし(?)


今年は例年に比べて暖かく,雪が降らない。
そのため,除雪をしていない。
年明けに一気に降ることだけは勘弁してほしい。


風邪も思ったほど流行っていないので,欠席する生徒も少ない。
休まず来ることは大切だ。
学校が始まるとインフルエンザが急速に流行するから,今から体調管理に気をつけてほしい。

2014年1月の授業は5日から始まる。
受験生はこの時点で公立高校入試まであと59日。
正月休みもほどほどにしてくださいよ。

ということでステップゼミナール「塾日誌」も今日が最後。
来年は『週2回』の更新を目標にしたいと思う。

がんばります!


今年も1年ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。




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2013年12月24日 火曜日 (大本)

■冬期講座4日目

冬期講座4日目。
中学生たちは冬期講座用の個別内容の勉強ペースにだんだん慣れてきている。

中1と中2は単語練習,計算復習,国語の文法,英語,理科,数学の総復習でおよそ3時間授業。
ほとんど休まず集中して個別学習する。
その他に宿題の漢字と計算と地理プリント。


中3は入試用の単語練習,リスニング対策,計算問題の練習をパソコンで反復。そのあとビデオ学習だ。
英文法と長文対策から始まり,数学,理科,社会の入試過去問題の解説授業。
この内容をこなすと約4時間となる。
それで予定通りのカリキュラムは終了だが,ここから「居残り自習」が始まる。
今日も5人が居残りをしている。
がんばれ!入試まであと71日だ。


受験生の中に混じって勉強する卒業生がいる。
一人は大学受験をするために塾で机を借りて勉強している卒業生「ひでや」。
彼には土曜日特講の授業を任せたり,丸付けを手伝ってもらっている。この冬休みも塾生の宿題丸付けや,高校生のわからないところなどを教えてくれている。

もう一人。
介護の仕事をしながら「看護師」を目指して勉強している「まゆか」。
日頃は仕事が終わった後や,夜勤明けなども塾に来てひたすら問題集と向き合っている。
わからないところがあれば積極的に質問し,今では数学の問題もかなりできるようになった。
塾が冬期講座中も,午前中から来られるときには勉強をしにやってくる。
今日も夜勤明け。疲れが見えるが,本当によく頑張っている。



今日は,「ひでや」の弟も塾に来て勉強していた。
「ひろや」は自動車免許の取得のためR鈴木くんの勤める自動車学校に通っている。
もちろん,担当の教官はR鈴木くん。

仮免の学科試験の結果が悪くR鈴木くんとともに塾に来て,学科試験の勉強をさせられていた。
そう。勉強と言っても自動車免許の学科試験の勉強。
事前にやらないから本番で痛い目にあった。R鈴木くんにしかられていた。

「ひでや」も以前,R鈴木くんに教わって免許を取得した。そんなR鈴木くんがまたも差し入れをしてくれた。
今日は「ミスド」。30人分も買ってきてくれた。
みんなさすがに驚きを隠せない。
「やった!塾でミスド!? すごい!」
特に女子は大喜び。休憩してドーナツを頬張る。おいしそう・・・。

私たちももらった。おいしい・・・。


R鈴木くんは本当に気が利く。夏の暑い日には生徒にアイスの差し入れをしてくれたり,普段からチョコやキャンディーを買ってきてくれたり。

25周年記念のときに最後の締めの挨拶をしたときに,私は確かこう言った。
「ステップゼミナールは卒業生の頑張りと,鈴木くんの差し入れで成り立っている!」

いつもいつも本当にありがとう。また頼むな!



そして「ひろや」。
学科試験2回落ちたら恥ずかしいからな。R鈴木くんに本気で怒られるからな。




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2013年12月21日 土曜日 (大本)

■冬期講座スタート

中学生の冬期講座が始まった。
今日12月21日から1月15日まで,お正月休みを除けば20日間の長丁場。毎日朝9時から夕方6時までの時間帯で,自分で選択した時間に勉強をしにくる。

中学1・2年生は3時間授業。
今までに習った学習内容の復習をする。

中学3年生は4時間授業。
それ以外に自分で問題集などを持ってきて自習する。
多くの生徒が7時間以上やっていく。


以前は黒板授業を行っていた。
同学年は同じ時間に集まって一斉に授業する。
学校と同じ形態だった。


2007年に教室から黒板を取り外し一斉授業をやめてから,春,夏,冬休みの講習会も個人個人の課題に取り組む集中講座へと様変わりした。
そのため,中3の冬期講座にはある変化が見え始めた。
それが今では定番となった「居残り自習。」

公立高校の過去問題集を買ってきて塾でテストする生徒。
高専の過去問題集をテストする生徒。
苦手な教科の問題集をひたすら解いて解説をみて覚える生徒。
みんな必死に頑張る。


自分が目指している高校に合格するため「自分の力」で,「自分が頑張る」ことがとても大切だ。
「わからない」で済ませてはいけない。
考える前にすぐ人に聞いていてはだめだ。まずは自分が考える。

社会人になった時,頑張るときに頑張ったことがある人間とその経験がない人間には決定的に差ができる。
だから私たちは受験生に妥協を許さない。
塾で「頑張ること」とは「受験勉強」を通じて本気になること。
だから進路の決定にも簡単に「推薦入試」を選択してほしくない。

現在,午後4時半すぎ。居残りを終えた生徒が帰った。
今いる受験生の数名も朝10時から来て勉強している中3の生徒。
明日からは授業以外の自習時間がもっと充実してくるだろう。


受験生のみんな,ちょっとくらい休憩してもいいよ。
まだまだ先は長いから。

一生懸命努力して「人間力」を身に付けて,志望校に合格しよう!




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2013年12月20日 金曜日 (大本)

■新しい自販機

塾の前にあるDyDoの自動販売機が新しくなった。
CMで役所広司が扮する「大同教授」がお願いしている自販機。4桁の数字がそろうと当たり。もう一本。
どのくらいの確率であたるのだろうか・・・。

生徒たちは,お弁当を食べるときなどよく利用している。
通りすがりの学生たちもよく買ってくれる。
車でわざわざ買いに来る人もいるくらいだ。

私たちも毎朝缶コーヒーを飲む。微糖の缶コーヒー。
今回自販機が変わると聞いて「1度は当たってみたい」と思った。
当たれ!今日当たれ!ダメなら明日当たれ!



卒業生が遊びに来たときには,勉強している生徒たちによくジュースを買ってくれる。
「みんな!ジュース買っておいで。」

昔からそうだった。
卒業して社会人になって,塾に顔を出し後輩に差し入れを持ってくる。
いつのまにか塾の伝統になっている。
中学生や高校生の修学旅行もほとんどの生徒がお土産を買ってきてくれる。
これも塾の慣わし。


数年前,大阪で働いている卒業生が久々に帰釧したときに塾に寄ってくれた。
さまざまな苦労話や楽しい話をしたあと帰り際に,

「先生,俺の夢かなえていいですか?」
「何よ?」と返すと,

「俺,働いて給料もらったら先生や塾生たちにジュースおごってあげたかったんです。俺も昔,先生たちや遊びにきた卒業生の人たちに買ってもらったから。
かっこいいなあ,と思ってたんです。ずーっとやりたかったんです。」

と言って私たちと数人の生徒にジュースを買ってくれた。


この行動を「自分の夢」としてずっと心に持ち続けていたTくん。
その夢がかなって,今も大阪で働いているだろう。

今,塾に在籍している生徒たちにはどんな伝統が受け継がれていくのだろうか。
かっこいい先輩になっていくのだろうか。


受験まで80日足らず。
受験生にキットカットの差し入れをもって,卒業生の「なな」が顔を出してくれる時期だな・・・





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2013年12月18日 水曜日 (大本)

■久々の更新

11月15日以来の更新です。

卒業生の「R鈴木君」に「1ヶ月も更新してないよ。」とダメだしを喰らってしまった。
そう,1ヶ月も塾日誌を書いていない・・・


11月16日(土)
卒業生の「鉄平」の結婚披露宴に出席する。
塾長とパソコンスクールの先生と私の三人が招待されていた。

「鉄平」はもうすでにパパになっているので家族三人の式。
「家族」の暖かさを感じたとてもよい結婚式だった。
鉄平,ほんとうにおめでとう!


11月17日(日)
悪夢の始まり。魔の日曜日。
休塾。

タイヤ交換を2日前に終えてあったのでタイヤを物置にしまおうとして,鍵を落とした。
それを拾ったときに腰に激痛!「あ〜っ!!」

ぎっくり腰・・・。

もう動けない。

何とか自宅に帰り横になるが痛みで身動きがとれない。
翌日,かかりつけの整体の先生に診てもらうことにした。


11月18日(月)
結局,この日から整体通いが始まる。
なんとか歩けるまで4日。
まともに歩けるまでさらに3日。
その後,少しずつ歩く距離を増やす。

1週間も塾を休んでしまった。「不覚!」
もともと腰痛がひどくて整体に通っていたのだが,しばらく行くことをさぼっていた。
これがいけなかった。


11月25日(月)
この日から出勤した。
まだ長時間イスには座れないが,なんとか夜まで仕事ができた。
まともにイスに座って仕事ができるまで1週間かかった。
痛くなれば床に横になり「ストレッチ」

小学生は「ぎっくり先生,大丈夫?」
と横になってストレッチしている私を見てからかう。

ちきしょう。でも,「ぎっくり先生」にまちがいない・・・


30日(土)に中3土曜日特講「等式変形と角度特講」をした。
塾で大学受験の勉強中の卒業生「ひでや」に解説授業を任せた。

これがなかなかうまい。
なぜそういう風に考えるのかを丁寧に説明してくれた。
おかげでその後のプリントも「全問題終了」した生徒がいつもより多かった。

7日(土)は中3「オームの法則特講」。
14日(土)は中3「英語の並べ替え特講」。

両日ともに「ひでや」に解説を任せた。
彼の説明には,苦手としている生徒への「配慮」がとても感じられる。
聞いていて,とても優しくて明瞭な授業だ。
「あいつ,やりますね。」「そうだな。」と彼の才能に驚かされた私たち。


そして今日,12月18日(水)
冬期講座の準備もほぼ完了した。
イスに座って仕事もできるし,ようやく更新。

もう大丈夫。落ち着いた。
腰もかなり調子が戻ってきている。
大丈夫。

冬休みの塾の様子もどんどん伝えていきたいと思う。


「R鈴木君」こんなもんでいかがかな・・・・・




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2013年11月15日 金曜日 (大本)

■定期テスト対策A

10日(日),1000分特講2日目。
この日は朝から雨。
昼ごろからは風が強くなる予報も出ていたが,何事もなかったように9時から特講開始。
何事にも動じないのが「ステップゼミナールスタイル」!


スタートはパソコンでの単語の練習。毎日,毎日繰り返しをする。だからこの日も練習した。

それが終わった生徒からテキスト。昨日までの勢いでテキストの残りをやっつける。1年生と3年生はそのまま教室で問題を解いたが,2年生は塾長の数学の授業があった。

塾長が授業をするのは主に数学だ。
ほとんどの2年生のテスト範囲は「関数」と「平行線と角」,「三角形の合同」となっている。
プロジェクタを使いプリントの解説をしていた。
この単元は毎年みんなが苦手としている。
だから塾長もポイントは心得ている。テストで結果を出してくれるといいのだが・・・。

特講開始から1時間を過ぎたころ,風雨が強くなってきた。様子を見ようと押し開きの窓を開けたら,風であおられて全開になった。
釧路にしては有り得ない風の強さ。生徒も興味津々とちょっとの不安で窓の外を見る。
街路樹の葉はすべて風で飛ばされていた。

塾も風で揺れているような感覚に。

飛ばされそう・・・。
生徒と顔を見合わせ苦笑い。

3時間たったところで昼食時間となった。
弁当持参で来た生徒たちが,仲間と一緒にランチタイム。
この時間がとても楽しそう。

色々な塾から通ってきていても,仲良く楽しく食べている女子たち。
あまり口数が多くなく,黙々と食べている男子たち。
とにかく,たくさん食べないと昼から持ちませんから・・・。

午後の部は12時30分過ぎに始まって,一斉授業はなし。
1年生は今回は説明授業よりも,徹底個別特訓となった。
各自苦手な単元を集中してテキストをしたり,パソコンで反復したり。
自分の力で何とかする気持ちを早く持ってもらいたい。
1年生はまだまだ頼る傾向が強すぎる。これからどんどん鍛えていかないといけない。

3年生は各自,苦手単元の徹底演習に没頭している。
わからないところは解説をよく読んで,それでもダメなら質問してくる。
以前から何度も書いたことがあるが,質問の仕方で理解度の違いがよくわかる。
考えてから質問する生徒は質問がうまい。だから結果を出せるのだと思う。


3時くらいになると,テキストも7割程度の量を終える生徒が出てくる。
あともう一頑張り。
最後の休憩をとってラストスパートだ。

4時ころから2年生の最後の一斉授業「空気中の水蒸気量と湿度特講」を行った。
計算の仕方や考え方,わからないと言う問題の解説に1時間半ほどかかった。

外はもう真っ暗で雨は止んでいた。
みんな疲れた表情ではあったが最後まで懸命にテスト勉強をしていた。

そして6時。終了の合図。
「よーし,終わりにするぞー。」
と同時に片づけが始まる。早い!片づけが早い!

土曜日とは打って変わり,元気に挨拶をして帰る生徒が多かった。
やり遂げた達成感。なんか頑張ったという満足感。
あとはやったことをテストで発揮してくれたら上出来だ。

これがステップゼミナールの「定期テスト対策1000分特講」である。

卒業生のみんな,君たちのときとは手段方法は違うけれど,今の生徒は今の生徒なりに一生懸命頑張ってるぞ。
だから,今度特講やってるとき見にきてよ。応援してあげて。

差し入れ持って!



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2013年11月12日 火曜日 (大本)

■定期テスト対策@

第3回定期テスト対策「1000分特講」を実施した。
9日(土)はPM1:00から8:00までの7時間,10日(日)はAM9:00からPM6:00までの7時間だった。
どちらも途中で休憩を挟みながらの特別授業である。およそ2時間の勉強のあと,ほんのひと時の休息。それを繰り返す。
みんな“わき目も振らず”ひたすら集中して問題を解いていた。


ステップゼミナールが今の授業形態にして7年目,1000分特講は実施して6年目である。
それまでは日頃から黒板授業をし,テストに出そうな箇所を説明してわかるまで居残り,土曜日や日曜日にテスト対策授業をやっていた。
だから1000分特講を知らない卒業生がたくさんいる。

「先生,1000分特講って何ですか?」
「2日間で16時間以上も勉強するってすごくないですか?」

よく言われる。

しかし昔のステップゼミナールは,通常授業時間が終わった後,毎日2時間ほどは居残りをしていた。
11時や12時に帰る生徒も少なくなかった。
土日のテスト対策も,説明したら理解する生徒が多数いた。そうやって結果を出していた。

「塾が終わるの早くないですか?」という卒業生がいるが,逆に今はテスト対策はテスト前に集中している。
「黒板授業をしないし,居残りもしないから短期集中型のテスト対策にしてるんだよ。」と説明する。

とにかく,聞く授業をやめて自分がやる授業にしたということだ。
今の生徒たちにはこれがベスト!


話を土日に戻す。土曜日は1時からテキストを解き始め,各自解答をしながら進めていった。
いつもどおり順調な滑り出しだ。

3年生が理科の「仕事」の計算ができないということで,急遽一斉授業。
「仕事特講」を行った。
一通り仕事の原理と仕事率まで説明して,あとは本人が問題を解いて覚えるようにした。

2年生からは,これまた理科の「質量保存の法則」がわからないと言われたので一斉授業。
「化学変化と質量特講」になった。

正直,3年生よりも2年生の方が理解力があった。授業に対する集中力が違う!!

5時になり,20分の休憩をとった。この時間を利用してみんな軽食をとる。
おにぎり,サンドイッチ,パン。あくまでも軽めの食事。

最後は休憩なしの2時間40分。
ラストスパートだ。
今まで解いた問題の解答をする。
特にできの悪い単元はパソコンで反復練習する生徒もいる。
ビデオ学習している生徒も数名。
7時を過ぎるとみんな,気づかれないように時計をチラ見・・・。(バレてますけど)
「早く終われ!」と思っているのか,何を考えているのか。
そして8時。終了の合図。
みんな「はぁ」という感じで終了。残りは翌日に持ち越しとなる。

「みんな,お疲れ様。ご苦労様。」
「明日は朝9時からだからね。」

という私たちの言葉も耳に入っているのかいないのか,さっさと帰り支度。
疲れた顔で「さようなら」のあいさつにも覇気がない。
まあ,しょうがないか。
でも,せっかく長時間テスト勉強しているんだから結果にだそうな。

ということで日曜日についてはまた後日。



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2013年11月1日 金曜日 (大本)

■第2回漢字検定

第2回漢字検定を実施した。
10月初めから1ヶ月間,パソコンと宿題プリントで漢検対策を行ってきた。
その成果は出せただろうか・・・。

平成11年,塾で初めて漢字検定を実施した。そのころ検定と言えば「英検」が主流だったが,塾ではあえて「漢字検定」を実施してきた。
塾創設以来,漢字の読み・書きに力を入れ続けてきたことがその理由だ。
中学3年生で3級を受検し,合格者が出たときには「よくやった!」と言っていた時代。
私たちも生徒と一緒になって3級から受検したこともあった。



今回の漢字検定は小学3年生の8級から高校2年生の2級まで33名の受検であった。
ここ2・3年は,小学生で4級に合格する児童や,中学生で準2級に合格する生徒がいる。
パソコンでひたすら練習し,宿題を一生懸命やってくるからだと思う。
そしてなによりも,そういう子どもたちは取り組み方が丁寧だ。
字がきれいで,わからないところは調べてくる。とにかく空欄が少ない。
おそらく合格と不合格を分けるのは,こういう要素の積み重ねか。

2級受検者が3名いた。中学3年生1名と高校2年生2名。
合格点数が8割くらいなので200点満点中160点を目指して必死に取り組んできたが結果はいかに・・・。
他の生徒たちも140点採れるように頑張った。

来週,解答が届く。自己採点でだいたいの結果が判明する。
1人でも多く合格してほしいものだ。

次は11月16日土曜日の「数学検定」。
数学検定受検者のみんな,2週間あるからがんばろうな!



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2013年10月29日 月曜日 (大本)

■受験勉強本格化の季節

10月も下旬になると日が暮れるのが早い。朝晩もけっこう冷え込んできた。
生徒たちが通学する朝の時間帯は気温が一桁になってきた。
生徒がパラパラと塾に来るころには外は薄暗い。

みんな,健康管理には十分気をつけて。


いよいよ高校受験が近づいてきたな,と感じる時期でもある。
公立高校入試まであと130日足らず。
塾でも受験生に対する特別授業が本格化してきた。

26日土曜日は「土曜日特講@(計算特講)」を実施した。
1年生からの計算問題の復習を徹底的に行う。
プリント38枚,問題数700問をひたすら解く!間違えたら全部直す!
12時30分から5時までの4時間半のガチンコ勝負。
終わりそうにない生徒は朝9時から来てやっていた。
結局全部終わった生徒は一人だけ・・・。
年々計算力が落ちているのがわかる。

数学ができないのではない。苦手なのともちょっと違うと思う。
計算力がなさすぎる。単純なミスが多すぎる。
小学生のころから計算問題を解く時間があまりにも少ないからだ。
だからステップゼミナールでは6年前から「土曜日特講」をやっている。
しつこく,しつこく計算特講を繰り返すことで,入学試験のころには計算問題はほとんど間違えなくなる。
コレホント。


28日,29日の2日間は「学力Cテスト対策」を行った。
両日とも午後7時から10時まで,Cテスト対策のプリント宿題を解説した。
日頃は一斉授業を行わないのだが,テスト対策授業は全員でプロジェクタで授業する。
共通して苦手な,できない単元を勉強するのだが,なかなかできるようにはならない。
説明を聞いた後,家庭学習で復習するのが大切だが,ほとんどの生徒はそのままにしている。
だから定着しない。

プリントの宿題を出したら
「先生,このプリント全然わからなかったから,あとで全部教えてください。」

教えない!

まずは自分で考えてみた?考えてないでしょ?
こういう風に言ってくる生徒のほとんどは問題を見ただけで難しいと判断して,考えていない。
一生懸命考えた生徒は質問の仕方がちがう。
コレホント。

「先生,このプリントのこの部分ができません。」
「参考書の通りにやってみたのに答えが出てこない。」
など,考えた結果の話をしてくる。
そういう生徒には「これでもか!」というくらい積極的に教えてあげる。
これがステップゼミナールの個別指導。

とにかく自分が覚えようとしないと,覚えられない。
覚えようとしない,それができない生徒をその気にさせる,やる気にさせる。
これもステップゼミナールの個別指導。

今回のCテスト対策も「覚えようとする気持ちを持つことの重要性」に時間を割いた。
何人の受験生の心に届いているか・・・。

今週末から受験生は大忙しだ。
漢字検定,土曜日特講A,北海道学力コンクール,休日午前授業。
やることがたくさんあるし,結果を出さないといけないこともある。

だからその時,その時に一生懸命取り組もうよ。
自分の力で何とかする気持ちを持とう。
できなくても,その気持ちを持ち続けることで何かが変わってくるはず。

受験勉強を通して人間力を身に付けろ!
そうやって卒業していった先輩たちにつづけ!



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2013年10月21日 月曜日 (石坂)

■25周年を迎えて

根室育英塾の岸部塾長は
「ステップゼミナールのすごいところは,卒業生がいつも塾に来ていること」

と褒めてくれる。

何年かに一度,一年に何回か,一月に何回か顔を出してくれる。
塾生に差し入れのお菓子やジュースを持って。


その中でも今回の25周年の会を企画してくれたのが,
いつもいる6期生(32歳)の岩渕,菅原,鈴木,中島,野澤君の5人だ。
中学生のときの彼らの学力はいまいちだったように思うが,社会人になってから力を発揮している。
社会では出身校や学力ではなく,責任感や正義感,コミュニケーション力を持った人間力であることが彼らを見ていると実感する。


参加してくれたのは2期生の三ツ石(森)さん,佐久間君 
4期生の内藤,土師君6期生の堀江さん
8期生の佐々木,佐藤君
9期生の宮近さん 
10期生の大畑さん12期生の大畑君
14期生の江口,工藤さん 
15期生の高橋さん 
17期生の粟野,江口,小林君 
18期生の田垣さんの36歳から20歳までの23名だった。


茨城と福島にいる7期生の渋谷優君と10期生の渋谷芳親君,4期生の寺内(大友)さん6期生の大友君からは花が届いた。


毎年,生徒が卒業していくのを繰り返して25年.
塾は変わらず同じことやってきた。その時々で力いっぱい。

全員のスピーチを聞いて改めて実感したことがある。

長時間の勉強と大量の宿題,理不尽に不平等に耐えたこと(特に男子)がみんなの今の人生の土台となっていることが。
毎年,同じことを繰り返しやっているうち,彼らは知らぬ間に大人になっていた。




卒業生のお母さんから身に余るメールをもらった。

塾長先生,今日はおめでとうございます。
すっかり,御無沙汰しておりますが,今日,この日を心からお祝い申し上げます。
塾長先生の愛がこもった生徒との関わりがこどもたちによって,今日のお祝いとなったと思います。
我が家にはなくてはならぬ恩師であり,感謝しきれないほど支えていただいてます。
本来なら,私も是非参加したかったのですが,帯広からお祝い申し上げます。
これからも益々のご活躍を願っております。





また,渋谷君のお母さんにお礼の電話をしたときにも

「息子たちは,今の自分たちがあるのは塾のおかげだ」と事あるごとに言っていると。


兄弟二人の大楽毛からの送り迎えは大変で,時には午前0時を回ることもありましたねと。

二人とも家から近い釧路高専,そして一流企業へ就職。



よく言われる「塾のお陰で」と。
しかし,いつも言っているようにステップゼミナールの卒業生がすごいのだ。

そして保護者の方の理解があって成り立ってきた。
ゲーム機を没収され,坊主にされ,竹刀で殴られる,女子は髪を短く切り,携帯は解約。
それでも自分の目標に向かい達成していった充実感が,彼らを支えているように思う。




自立し社会で必要とされる人,社会に貢献できる人を育てることがステップゼミナールの使命だと思ってきた。

今回,卒業生がそういう社会人となっていること実感した。
建前論だらけの社会の中で本音で生徒と向き合ってこられた。

社会で頑張っている,これから社会に出るためにいま勉強している人たちと話して,ステップゼミナール・スピリッツが確実に伝わっていることを知ることができた。


みんなのお陰で25年間やってこられたことに感謝し,自信を持って続けることができる。




生きていくことが難しい時代の中で,多様な価値観を持ち,色々な経験をし,心に少しの余裕を持って「今を生きる」ことを大切に頑張ってほしい。


みんな,ありがとう。                      (塾長 石坂)
















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2013年10月17日 木曜日 (大本)

■25周年記念式典がありました

13日日曜日,「ステップゼミナール25周年記念式典」があった。
第6期卒業生が準備を進めてくれた卒業生の集いに「来賓」という形の参加であった。


2期から18期までの卒業生24名とその家族,私たちもあわせると35名が参加した。


R鈴木くんの実に軽快な司会進行ぶり。最後まで式典をリードしてくれた。
彼のおかげで,和やかで飾ることのない自然な雰囲気の式典になった。
H菅原くんのあいさつで式典がスタートする。これがまた上手。よくすらすら出てくるものだ。


塾長の挨拶,パソコンスクールの先生による乾杯で祝宴が始まる。
各テーブルにオードブルが運ばれてくる。
ビールやジュースなどで昔話に花が咲く。



塾長や私も各テーブルの卒業生たちと話をして,塾時代や現在の話などで盛り上がった。

各テーブルにマイクをまわして,出席した卒業生たちに短いスピーチをしてもらった。
塾へのお祝いの言葉。
塾に対する思い。
塾時代のエピソード。
そして,この式典を準備してくれた6期生に対する感謝の気持ち。


みんなしっかりとスピーチしていた。
話す内容はとてもしっかりしているが,みんなの顔を見ているとあの時代に一瞬にして戻る。
いつも,何につけても怒られ,厳しい指導を受けてきた中学生時代。


何も変わっていない・・・。
背も伸びて頼もしい男性になり,素敵な女性になっていたが,あのころの子どもたちだ。


昔の写真をスクリーンに映し出し塾長に解説してもらう。みんな思い思いに,勝手なことを言い出したり。
「塾長若い!」「先生,眉毛つながってないか?」

会場が一気に盛り上がった時間だった。



懐かしさと温かさに包まれた時間もあっという間に過ぎてしまう。
記念品と花束を頂戴し「最後に締めを。」と指名され挨拶をした。
この式典でみんなに言っておきたいことがあった。



授業形態は昔とは違うが,
「ステップゼミナールスピリッツ」は何一つ変わっていない。
卒業生の頑張りがステップゼミナールを支えているんだよ。

みんな,ありがとう!


6期生の諸君,1年間の準備お疲れ様。
そして幸せな時間をどうもありがとう。







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2013年10月7日 月曜日 (大本)

■公立高校入試まであと5ヶ月を切りました

先週の木曜日,金曜日,土曜日と3日間の学力Bテスト対策を終えた。
対策プリントの解答と解説。対策模擬試験の解説など,実践的な問題を中心に約14時間の勉強だった。
お疲れ様。
本番のBテストでミスなく,勉強の成果を出してほしいと思う。

そんなこんなで公立高校の入試まであと5ヶ月を切った。
もっと極端な話をすれば,あと21週間で入試・・・。あと21回,日曜日を過ごしたら入試だ。

今やらなければならないことを考えてみて。
自分の苦手な教科や単元にどれだけ集中して取り組むことができるか。
やりたくない宿題を,高校に合格する目標のためにどれだけ頑張ってできるか。

嫌なものから目を逸らしていられない。
世の中に出たら嫌なことだらけ。そのたびに目を逸らし避けていたら,生きていけないよ。
世の中はとっても理不尽だから。手取り足取り教えてくれると思ったら大間違いだよ。

ステップゼミナールの卒業生たちはみんな「理不尽」と戦い,「自力で解決する力」を身に付けた。
「自力で解決」できないときは,積極的に相談に来る人たちがたくさんいる。
そうやって今は立派な社会人として,みんな頑張っているんだ。

君たちにもできる。必ずできる。
受験勉強を通して,人間力を身に付けろ。理不尽と戦え。
そして,何事も自分で解決しようと努力しろ!それでできなければその時に助けを求めたらいい。

入試まで150日を切った。
受験生のみんな,本当の勝負はここからだ。


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2013年9月20日 金曜日 (大本)

■小学生の発想力

私たちの塾には小学生が数名通ってきている。
小学3年生から6年生まで,週2回の児童がほとんどで週3回の児童が1名いる。
小学生たちの行動や発言,発想とその実行力には毎日毎日感心する,というか驚かされる。

今日は小学3年生と4年生が塾に来た。
4年生の男子は,塾に来て階段をこっそり上ってくる。
本人はバレていないつもりらしいがバレバレだ。
いつものように見つけられて,いつものように挨拶をする。
そしてカブトムシの話に・・・。

塾ではカブトムシを飼っている。塾長の知人から譲っていただいたカブトムシだ。その男子もほしいというので塾長がその子の分も譲っていただき,今家で飼育中なのだ。

「土の種類を変えた。」
「カブトムシの餌のゼリーを○個あげたほうがいい」
「霧吹きはこのくらい」

など,カブトムシのことを毎回色々調べてきては教えてくれる。
カブトムシを飼育するようになってから宿題のやり方も変わってきた。
単純なミスをしなくなり,テストでもしっかりと結果を出している。
何よりも勉強しているときの集中力がついてきた。
カブトムシの話をしてから勉強に入ると目がキラキラ輝いている。積極性も出てきた。
カブトムシ効果・・・,恐るべし。

もう一人の小学3年生の女子。この子は塾初日から行動力がズバ抜けていた。発想力もすごい。私の机の上の文房具や事務用の小物を珍しがり,休憩時間に借りて使ってはおもしろがって放さない
『大量のゼムクリップ』色つきのものはきれいに分けられ,大き目のものは磁石にくっつけて遊んでいる。「かっぱ,かっぱ!」と大喜び。

『ハンディーシュレッダー』自分のプリントで不合格の分はすべて細かくしてしまう。プリントが足りなくなり塾の雑紙もどんどん使うから注意すると,細かくなった紙で遊び始める。

「読書する!」といって「日本語と英語の両方書いてある昔話」を大量に机においては,片っ端から読み始める。もちろん,日本語の文を読んでいるのだが・・・。
最近は,小学生用のPCソフトに入っている物語りも読んでいる。

今日はさすがに驚いた。この日誌を書こうと決めたのも,そのせいである。

その子には毎回,「今日はこういうことをやりますよ。」と伝えてから始める。
今日,いきなり雑紙を出してきて,私が言った内容をすべて書き始めた。
そこまではよい。

なんとそれを自分の机の前の壁に貼り出した。
そして1つずつ内容が終わるたびに机に登り,それを丸で囲むではないか。
「何をしてるの?」とたずねると「次に何をやって,あとどのくらいのことをやるのかすぐにわかるから。」と言い出した。隣りで勉強していた中3女子2人に大うけしていた。

すごい!

小学生はこうやって成長してほしい。こうなるように指導していきたい。
と思わせてくれるすごい児童だ。
アニメの「ちびまるこちゃん」からそのまま飛び出してきたような子。
これからも,もっともっと驚かせてほしい。

他の生徒もおもしろい子がいっぱいいる。またの機会に紹介したいと思う。


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2013年9月9日 月曜日 (大本)

■定期テスト対策1000分特講

8日土曜日と,9日日曜日の2日間で定期テスト対策の1000分特講を実施した。
有料のテスト対策なので希望者のみの参加となるが,テストがある中学生の多くが参加した。

2日間で16時間のテスト勉強。約2時間おきに休憩をとり,また勉強。
各学校,各学年の定期テスト範囲の問題をひたすら解いてその解答をする。
わからないところは質問してまた先に進む。

普段の授業ではできない授業形態なので,参加希望者が多い。
結果を出すためには内容も大事だが,一番は本人の気持ち。
本気で点数を取ろうと勉強する生徒は,やはり結果が出るものだ。

塾でいくら頑張っても家庭学習がしっかりできないと結果が出ない。
だから普段から家庭学習の大切さを生徒に教え続けている。しかしなかなか定着しない。
それは昔からあまり変わっていないが,昔の生徒のほうが短時間で覚える術を身に付けていたように思う。
今の生徒は基本的なことを知らなさ過ぎるのと,要領が悪すぎる。

いい意味で,もっとずるくなれ!

17日から釧路町の学校から定期テストが始まる。
1000分特講に参加した生徒も,参加せずに自分でテスト勉強した生徒も力を出し切ってほしい。


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2013年9月2日 月曜日 (大本)

■卒業生たち

市内にいる卒業生たちは時期を問わず遊びに来てくれる。
とくに夏期講座の最中に来たときは,ジュースやアイスなどを差し入れしてくれる。

また,夏休みやお盆休みを利用して帰省する卒業生たちが塾に顔を出してくれる。
みんな,大学生や専門学校生,社会人として一生懸命頑張っていることを報告してくれた。

まゆ。 レントゲン写真の概論のテスト頑張れよ。
さくさん。 みんなにジュースの差し入れありがとう。
てっぺい。 せっかく昼飯を食べに来てくれたのに,時間があわなくて申し訳ない。
けい。 おめでとう。どうぞお幸せに。
まゆか。 塾に来るのにあんまり気を使わなくていいから。気軽に遊びに来て。
ゆうや。 日立の名刺ありがとう。新潟は夏暑くて冬は雪が多いから,体調には気をつけてな。
とものり,まーくん。 大学1年生のうちから出遅れるな。しっかり頑張れ。
ゆいと,たかとし。 今年は大丈夫だな。失敗するなよ。
やなぎ。 いよいよ来年は国家試験だな。立派な美容師になれよ。
たけとしさん。 どうしたかと思って心配していたよ。目標に向けて1歩踏み出せてよかった。頑張れ!
とがし。 体調管理には気をつけて。コンビに弁当もほどほどにな。
なかえさん。 もうすぐ出産だね。落ち着いたらまた遊びに来てね。

そして,塾卒業以来初めて,14年ぶりに顔をだした おかだくん。
ひょっこり教室に現れたときはびっくりしたよ。
今度は近くにいるんだから,ちょくちょく遊びにおいで。

釧路は9月に入り,公立高校の入試まで190日を切った。
卒業生のみんな,受験生や後輩たちに気合を入れにどんどん顔を出してくれ。


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2013年8月21日 水曜日 (大本)

■2学期の授業開始!

夏期講座が19日に終わり,今日から2学期が始まった。
『勝負の2学期』である。

小学6年生は,いよいよ中学1年生の英語の予習を開始する。
学校でやるようなコミュニケーション中心ではなく,完全に文法の勉強だ。
まずはアルファベットから。

中1,2はどの教科も内容が濃くなってくる。
とにかく「ゆとり教育」からの脱却で,やることがたくさんある。
宿題もだんだん多くなるぞ。家庭学習を大切にしていこう。

そして中3,受験生諸君。
勝負の2学期だ。夏休みに頑張ったことはここで成果を出せるように!
入試まで残り200日を切っているので,時間を無駄にするな。
塾も2学期は受験勉強の第2段階に入るから,課題が多くなるがしっかりとついて来い。

さあ,本気で頑張っていこう。
まずは,土曜日の数学検定!受験者たち,特訓の成果を見せてくれ。


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2013年8月1日 木曜日 (大本)

■ミネラル麦茶はじめました

夏期講座が毎日朝9時から夕方6時まで行われている。
みんな朝から集中して自分の課題に取り組んでいるわけだが,朝の時間帯は結構混雑する。
教室内は生徒の熱気で,一気に温度が上昇。
ましてや,いくら釧路と言えども夏なのだから気温がどんどん上昇するわけで・・・。
エアコンもあまり長時間使いつづけるのもどうかと思う。

そこで,毎年恒例の麦茶だ。「ミネラル麦茶はじめました。」
熱中症が騒がれるようになってから,熱中症や暑さ対策として塾内に設置している。
チビチビ飲む生徒もいれば,ゴクゴク飲む生徒もいて結構なくなるのが早い。
なくなった時はすぐに次の麦茶を用意する。
生徒だけではなく,私たちも水分補給が必要で,塾長も私もマイカップに何杯も飲む。

まだまだ夏期講座は始まったばかり。そして釧路はこれから夏本番を迎える。
麦茶を飲んで夏期講座を乗り切ろう!!


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2013年7月28日 日曜日 (大本)

■夏期講座スタート!!

夏期講座が始まった。

今日は中3の夏期講座スタートなのだが,夏休みの間の都合でなかなか授業単位の取れない1・2年生は今日から始めている。
小学生も明日から授業があるので,まあ,本格的に始まるのは明日からだ。

それでも,初日からみんな熱の入った授業をやっていた。

中学1・2年生は3時間授業,中学3年生は4時間授業だ。
初日から5時間やっていった中3女子がいた。
最初から飛ばしすぎるなよ・・・。頑張る気持ちはとても大切だけど無理をするな。

宿題を出した。
初めて参加する生徒はその量に驚いていたが,毎日の学習ペースを守って続けたらすぐに終わる。
要するに「家で勉強やりたくない」とか「宿題はやらされるもの」という考えだからだ。
そんなことでは成長できない。

いくら「宿題が多い」と騒いでも,急いでやってきても,汚くしても,なくしても,家の犬にプリントかじられても,雨に濡れてぼろぼろになっても,何があろうと毎日やらなければならない量は決まっているし,やってこないと帰りに残されるだけだ。

抵抗するだけ無駄なのだ。君たちはやるしかない!

そして君たちはそれをやる能力を持っている!!
この夏,それに気づかせてあげよう・・・。

という,毎年恒例のステップゼミナールの夏期講座が始まった。
さあ,みんな,暑さに負けないで勉強するぞ!


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2013年7月24日 水曜日 (大本)

■発熱!

風邪をひいてしまった。
いつものパターン,唾を飲み込むときに違和感があり,寒気が来て熱が出た。
毎度おなじみのパターン。 いつもは39度近く発熱するが今回は38度程度。

塾長に申し出て,残り時間30分で早退させてもらった。
だるい!家に帰り温かいご飯を食べて薬を飲んで寝た。

夜中に3度汗をかいて,すっきりしたら熱が下がっていた。
36.4度。よっしゃあ!

いつもよりもゆっくり出勤して昼食を食べ,薬を飲む。
栄養ドリンクを飲んでのど飴をなめる。
いつものパターン・・・ パターン通りならもう一度発熱するのだが,今回はどうか?

この塾日誌を書いている現在は,熱は出ていない。
ただ,咳がでてくるときがある。 やはり,明日病院に行ってきた方がいいかな。

もうすぐ夏期講座が始まるし・・・


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2013年7月23日 火曜日 (石坂)

■DigitalとAnalog T

私のPCには32,000枚の写真のデータが入っている。
先日も小学校の運動会で写真を撮ってきた。帰ってきてみたら900枚も撮っていた。
これがフィルムカメラだった大変なことだ。写っているのかも分からない。
900枚の写真を撮るには36枚撮りフィルムが25個でおよそ14,000円,プリント1枚30円だから900枚で27,000円,合計で41,000円となる。
それがデジタルカメラで撮ると全くお金がかからずに写真を見ることができる。
シャッターを押したその場で,とりあえず写っているかどうかの確認もできる。
どれだけ撮ろうと見る分には全くお金がかからない。だから安易にシャッターを押す。
良いと思う写真は900枚撮っても1割位しかない。
シャッターを押すのに緊張しないから,その1枚に重みがないように感じる。
フィルムカメラのときには,フィルムを無駄にしないように慎重に撮っていた。
これがデジタルとアナログの違いだろう。

デジタルは何でも軽く安易だ。

アナログの緊張感や現実感がデジタルにはない。
しかし,デジタルで撮った写真でも,そこに写っているのはアナログの人間だ。
写っている人の,一生の中の一瞬はアナログそのもののはずだ。

なぜならその人のその一瞬は,二度と撮ることはできないからだ。

世の中はデジタル化やIT化がどんどん進み,効率だけを求めている。
毎日,塾の生徒と接することをデジタル化はできない。
みんな生身の人間で一人ひとり悩みや,不安やプレッシャーを感じながら生きている。

21世紀も人間はアナログのままだ。
アナログは感性そのものだ。
メールやLINEで本当の人間関係をつくることは無理だ。

塾生や卒業生とは常にアナログな関係でいたいと思う。


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2013年7月22日 月曜日 (大本)

■草刈り

塾には車を置くスペースが二箇所ある。
塾前のアスファルト。ここには車が4台ほど駐車することができる。
生徒も自転車で来たときにはここに自転車をとめておく。

もう一箇所は,塾横の芝生の駐車場。 個々には車が5台ほど駐車できる。
この駐車スペースに草が生え放題,伸び放題。 さすがに草刈しないとダメだ。と思い昼前に作業を開始した。

昨日から釧路にしては暑くて,今日も気温が上がりそうだったが,曇っていたこともあり草刈を始めた。
草刈り用の鎌を持ち,地道に根本から刈る。ひたすら刈る。 要領を得ない私は時間がかかる。
汗だけがどんどん出てくる。 曇りのはずが,だんだん天気がよくなってきた・・・。やばい。暑い!

そうしていると,塾長のお客さんが来た。 「先生たち,言ってくれれば草刈り機を持ってきてあげたのに。」
ありがたい言葉だが,もうすぐ終わる・・・
塾長とそのお客さんは事務所へ入っていった。

ひたすら刈り続けていると,昼飯を塾で食べようと卒業生がやってきた。
「今時,鎌ですか?言ってくれたら草刈り機持ってきたのに。」
みんな,草刈り機か?鎌でやるのは大変だけど,みんな持っているのか?

実は,作業をする前に塾長と「充電式の草刈り機買うか?」と話していたところではあったのだが。
購入も検討しなければならないかな。
なんとか刈り終えて袋へ入れると,ゴミ袋3袋にもなった。意外とあった。
汗だくになってしまったので,自宅へ着替えに行って塾へ戻ってきたら,ドッと疲れが出てきた。
腰がいたい!

この夏,少なくてもあと1回は草刈りが必要だ。 草刈り機の購入を早く検討しなければ・・・


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2013年7月18日 木曜日 (大本)

■夏休みまでのこの時期は・・・

定期テストが終わり,中体連が終わった。
体育祭や陸上競技大会も終わった中学生は,この時期が一番大変だと思う。

塾内では,教科書の内容を進めながら,今まで習ったところの自分の苦手なところを徹底的に復習している。

中3を例にとると,英語は教科書のLessonを毎日進めながら,1年生からの英文法の総復習をやっている。
数学は平方根を終わらせて2次方程式を勉強しながら,1年生からの計算問題の復習をしている生徒がいる。
理科のビデオを見て,一問一答式の練習問題を解く。社会も同様。
毎日,社会と数学のプリントを1枚ずつ宿題としてやってこなければならず,英語の苦手な生徒は英語のテキストの宿題も出る。

そして宿題をやってこない生徒はいない。
やってこなければ自分で責任をとらされるから,仕方なくやってくる。
これが後から効いてくるわけだ。
踏ん張りどころで,「頑張れる生徒と頑張れない生徒の差」はここで決まる。

1年生と2年生はそういう受験生の姿を見ながら成長していく。これがステップゼミナールの無学年方式。
みんな,本当によく頑張っている。

高校生は部活を終えた後まっすぐ塾に来て勉強する生徒が多い。塾でご飯を食べる生徒もいる。
眠たい目をこすりながら頑張っている。寝るなよ!

みんなもうすぐ夏休みだ!
中学生は勝負の夏だ!
手加減しないから,みんなも本気でかかってこい!!

っていう感じでがんばりましょう・・・。


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2013年7月16日 火曜日 (大本)

■言っていいこと,悪いこと

今年の春,帯広に引っ越すことになり塾をやめていった小学5年生の女の子がいる。
お母さんは塾卒業の2期生で,その子は2歳くらいのころから塾に来て遊んでいた。
小学3年生から塾に通い,宿題を忘れては私と塾長に怒られながらも,一生懸命勉強していた。

先日,そのお母さんから元気のない電話があった。
「久しぶりだな。元気がないけど,どうしたんだ?」

以前,帯広の小学校に転校して友だち作りに苦戦していることや,帯広という土地柄が釧路とは全く違うことに戸惑っている,ということを塾長との電話で話しているのを教えてもらった。

「先生,実はクラスの担任の対応に困っていて・・・」
その担任は教師3年目(?)の男性教諭で,今年帯広市以外の小学校から転任してきたらしい。

釧路にいたときは,
この子は,テストが終わったら間違えたところを直して先生に見せていた。
当然先生はやり直したところを見てくれて,丸を付けてくれていた。
さらに,わからないところは質問しに行き,教えてもらっていたという。

帯広の小学校でも当然のようにプリントの直しをして持っていった。
するとその担任は,
「そんなに,毎回毎回直して持ってきて,そんなに丸がほしいのか?」
「だったらつけてやる。」
といって,直した内容を見もせずに全部に丸をつけて100点にして返してきたらしい。

その子は相当ショックを受けた。当たり前だ!
後で家族でやり直しをした箇所を見たら,間違えているところにも全部丸がついていたという。
なんだそりゃ?
その話を聞いたとたん,腹がたった。久しぶりに頭にきた。
確かに忙しかったかもしれないが,対応の仕方があるだろう。
「先生は今忙しいからあとで見てあげる。」とか「わからないところはこの次教えてあげよう。」とか。

なんなんだ!?そいつは。
何のために学校の先生になったのだろうか。
子どもにそんな態度しか取れないやつは教師を辞めた方がいいんじゃないのか?

さらに驚いた。
その子は鉄棒で腕を骨折し,やっと治って学校の体育にも参加できるようになった。
また体育で鉄棒をしたときに,恐怖心から前回りができなかったときのことだ。
「先生,怖くてできません」ということを伝えると
みんなの前で,「そんなの1年生でもできるぞ!」と大笑いしたらしい。
それを聞いて言葉を失った。

なんだそいつは?
教師失格と言う前に大人としてどうなの?人間としてどうなの?
若いからといって許される言動ではない。
教師経験が浅いから対応の仕方が不適切とか,そういう話ではない。

「校長や教頭に相談してみなさい」と塾長からのアドバイスを受けて,「そうします」と言っていた。
また後日,その件で電話が来ると思うが,学校には適切な対応をしてほしいと思う。
その教師には本当に反省してもらいたい。

忙しさを理由にいい加減な態度をとるな!言っていいことと悪いことくらいわかれ!


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2013年7月10日 火曜日 (石坂)

■R.鈴木君

昨日の食い過ぎの卒業生は,6期生のR.鈴木君で中学校のときの成績は決して良くはなかった。
身長もかなり小さい方だった。

その頃の私には馬力があったし,生徒たちにもエネルギーがあったので勉強が終わるのが12時を過ぎることもしばしばだった。
それでも今とは違って帰りは歩きか自転車。何だか,みんな頑張った。
そして私にかなり背中を突っつかれ,泣かされたこともあったはず。

高校卒業後何回か職を変えた後,自衛隊に6年間在籍した。 今は自動車学校の指導員をしている。
ほとんどの指導員の資格を取得した。中学生のときもこのくらい・・・。

本当は頭がいい。 咋日も「塾長の高齢者講習は俺がやるからまかせろ」と言って笑っていた。
日常の出来事を次々話し,「ああ,すっきりした」と言って帰る。
職場では,仕事は早いし,責任感も強く彼だけが忙しそうだ。
だから後輩,同僚,先輩,上司に対してもはっきり意見を言う。 不満の大半は,皆自分のことしか考えず,仕事に対する意欲がないと。

見た目とは違って仕事に対してはとても熱心だ。 時々,仕事帰りに塾生にお菓子や飴を買って来たり,ジュースを買ってくれたりする。
毎年,夏期講座の暑い日にはアイスの差し入れをしてくれる(そういう卒業生は他にもいるが)。
帰りには免許を取るなら「KDS」と生徒に言わせて帰る。

15歳だった生徒が31歳,時間の経つのはあっという間。
あんなに小さかった身長も今は180cm位で私よりはるかに大きく,私と同じく先生と呼ばれるようになった。
何だか変な感じがする。 卒業生が卒業生のR.鈴木先生に教えられて免許を取る。教え方も上手い。
何かうれしいというか楽しい気分になる。

彼を見ていると『勉強よりもっと大切なものがある』,『ステップゼミナールの真価は卒業してから発揮される』 そのものだと感じる。


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2013年7月9日 火曜日 (大本)

■休み明け

先週末は釧路にしてはいきなりの「猛暑」。日曜日は釧路市で最高気温26.5度だった。
塾や我が家がある釧路町は恐らく28度以上はあったと思う。

月曜日。今日も暑い。
昼前に「とわの森三愛高等学校」の方がみえて,新しいポスターとパンフレット,学校説明会の案内などを置いていかれた。札幌の現状や高校,大学の入試についてお話をうかがい,私からは釧路の状況などを説明した。
秋にまたおみえになるようで。お待ちしております。

昼過ぎには,卒業生が遊びに・・・。いっしょに冷たい缶コーヒーを飲み雑談した。
ステップゼミナール25周年記念パーティーの中心的な働きをするメンバーたちの一人で,「近いうちにまた集まりましょう」と言って仕事に戻っていった。

夕方塾長が「札幌の塾会議」からもどる。
札幌も相当暑かったらしいが,一番は朝のJRの中だったそうだ。「汗が噴出した」と言っていた。
みんなに「お土産」を買ってきてくれたので,さっそく全員に配り,みんなでチョコクッキーを食べた。

夜になっても気温は下がらず,しかし教室内は涼しい。エアコン様々だ。
窓から入ってくる風がぬるいので,毎年夜の教室内はものすごい暑さになる。
だから2年前にエアコンを設置して,快適な環境になった。

無料体験の生徒が来て,私は体験授業を,塾長はお母さんとお話をしていた。
最後の生徒が終わり,塾を出て自転車で自宅へ。風が心地よかった。


今日,火曜日。暑い。汗が出てくる。事務所にはエアコンはない。
朝から塾長の知人の方がみえて,三人で,これまた「冷たい缶コーヒー」を飲みながら雑談をした。
塾長とその方が,JBLのスピーカーの話からレコードプレーヤーのことまで,詳しく私に教えてくれた。

昼ごはんを食べ終え,宿題の準備やら何やら今日の仕事をしていたら,一階から聞いたような声が・・・。
卒業生が来ていた。仕事が休みで,昼食を塾で食べようと持参してきた弁当にがっついていた。
この暑いのに,カップそばまで食べるとは・・・。明らかに食べすぎ。
仕事上の不満やらなんやら,たくさん話をして帰っていった。珍しく今日は差し入れがなかったなあ。
今度はよろしく。

夜になっても暑さは変わらず。パソコンを使用するので,教室内の温度は下がらない。
あとは塾終了まで3人の生徒がいる。
風も入ってこないけど・・・。終わりまでもう少しだから頑張れ!!

明日から雨が降るようで,少しは涼しくなるかな?
寒いときは寒いで文句を言い,暑ければ暑いで涼しいほうがいいと言う。勝手なものです。

さあ,終わったら今日も自転車で帰るぞ!


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2013年7月3日 水曜日 (大本)

■緊急の演奏会

先日,高校1年生の男子がギターを担いで教室に来た。
「どうした?学校からまっすぐ来たのか?」とたずねると,「いえ,一回帰ってから来ました。」
わざわざ,家からギターを持ってきたらしい。なるほど・・・,わかったぞ。

「おれ,今日,ギター弾いてみせますよ!!」 やっぱりだ。
以前から塾長に,「一度弾いて聞かせてみろ。どれだけうまいのかみんなで見てやる。」と言われていた。

昨年,受験勉強の大切な時期に家庭学習のやり方が悪くて,受験が終わるまで塾で彼のギターを預かった。
とても大切にしていたエレキギター2本を預かった。
家では勉強せずにギターばかり弾いていると本人が言ったからだ。
受験が終わり,ギターを返してもらってからは,狂ったようにひきまくっていたという。
高校合格のお祝いに「携帯要らないからギターがほしい」といって,念願のアコースティックギターを買ってもらった。
彼が崇拝している「押尾コータロー」の曲を毎日練習する日々が,とても充実しているという。

そんな彼が,みんなの前で「押尾コータロー」の曲を弾く。
緊張していた。なんだか勉強も上の空だった。

生徒がある程度集まってきて大体の生徒が休憩に入る頃,塾長から合図があった。「よし。隣の教室で,これからギターの発表会をやるから,みんな集合!」
ざわざわしながら,「何が起きるの?あの人本当に弾けるの?」といった雰囲気。
そんな中で演奏が始まる。押尾コータローの「翼」という曲だった。

うまい!感心した。そうとう練習したんだな。

押尾コータロー独特のリズムの取り方を一生懸命練習したのだろう。それっぽく聞こえる。
立ち上がった!もう,ノリノリで弾きまくっている。みんなも真剣に聞き入っている。ここまでやるとは思わなかった。

曲が終わり,みんなから拍手が沸き起こる。「どんなもんだ!」と言わんばかりに,ポーズを決めていた。

たいしたもんだ!

熱中できることがあるのは,とても大切だと痛感した。
勉強もしながら,大好きなギターを練習して毎日を過ごしている。充実しているのだろう。
彼は高校に入って初めての定期テストで,ものすごい成績をとった。順位も2位!
周りの友達たちが驚いていたくらいだ。

今,どれだけの生徒が「熱中できること(もの)」を持っているだろうか。本気で取り組めることがあるだろうか。彼と,それ以上に勉強のできる中学生たちを見比べてつくづく思った。
勉強だけがすべてではない。

元の教室にもどり,みんなが席に着いたときにリクエストがあって,福山の「蛍」を弾き語りしていた。
歌はもう少し練習したほうがいいぞ。


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2013年6月27日 木曜日 (大本)

■全国約4000校のうちの2校

夏の甲子園の予選,北北海道大会の釧根地区予選が25日から釧路で始まっている。
塾長と二人で開会式から見に行ってきた。
釧路江南高校と釧路高専の野球部に所属している塾生の応援だった。

選手の入場は終わっていたが,大会関係者と釧路市長のあいさつがあり,選手宣誓も初めてみた。
甲子園の開会式を,ものすごく小さくした感じではあったが,しっかりとしたセレモニーだ。
球児たちの緊張がそのまま伝わってくるようで,こちらも背筋が伸びる感じで見守っていた。

開会式直後の第一試合が釧路江南高校の試合。第二試合が高専だ。
頑張れ...。
試合前の練習もグランド整備も,テレビで見る甲子園のルーティーンと同じ。
私が「甲子園さながらですね。」と話しかける。
「全国4000校のうちの2校だな」と塾長が言った。

そうだなあ。
桑田も清原も,ゴジラもイチローも,松坂もダルビッシュもマー君も。
みんなこういう予選を勝ちあがって甲子園に出場したんだなあ。

第一試合の前には始球式が行われた。ソチオリンピックの女子アイスホッケー日本代表の選手2名が釧路の高校に通っているので,その二人による始球式だった。会場がとても盛り上がった。

第一試合,応援していた江南高校は序盤からリードをゆるす展開。
塾生は途中出場となったが,2安打を放った。
結果は6対0の完封負け。よく頑張ってはいたが,明らかに相手チームとの差があった。


第二試合,高専の試合は一進一退の攻防。
私たちは塾の授業の時間が迫っていたので最後まで観戦できなかったが,結果高専がサヨナラ勝ち。
2回戦に進出だ!
こちらも塾生が活躍して,出塁しては塁間を走り回っていた。
2回戦は格上の高校と対戦するが,気後れすることなく頑張ってほしい。

どちらの生徒もまだ来年がある。
スタンドで応援していた1年生の塾生は,来年はレギュラーを目指せ!
また1年間,時間を無駄にすることなく勉強と野球の両立をしてほしい。
どちらも応援している。

今日,高校野球を見ていて改めて思ったことがある。どうせやるなら上を目指せ!頂点を目指せ!
どんなときも,一流になろうと努力しようよ。
北北海道大会出場を目指して野球をやってはダメだ。
どうせやるなら全国4000校のうちの1校として,本気で甲子園を目指してほしい。

塾長と二人で,日に焼けた赤い顔してコーヒーを飲みながら高校野球談義をした。


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2013年6月26日 水曜日 (大本)

■定期テスト週間に思うこと

先週末に「テスト対策1000分特講」を実施して,参加者はテストに十分備えた。
その本番の定期テストが各中学校で今週からぞくぞく始まる。
昨日は1校,今日から2校が始まった。金曜日にはさらに1校の定期テストがある。

「テスト対策」を必死にやってはいるけれど,テストに振り回される勉強ではいけない。
また,漠然とテスト勉強をやっても意味がない。

「数学で90点をとるぞ」,「学年順位,前回下がったからあげたい」など,一人ひとり,それぞれの目標にむかって一生懸命努力することに意味があると考えている。
その結果,自分は「やればできる」という自信をつけてほしい。結果が出なければ,「何がだめだったのか」しっかり考え直して,次回の反省にする。

それでいい。というか,それがいい。

社会に出たって,頑張った分だけすべて結果が出るかと言えば,そうでもない。
うまくいかない時「どうやったらいいのか」考えることが重要だ!

ステップゼミナールでは20年以上そういう指導を徹底してきたつもりだ。

塾を卒業して社会人になった人たちは,今でも「どうやったらいいのか」を塾に相談に来る。
それでいい。

そういう社会人になってもらいたいから,私たちは一生懸命生徒に指導をしている。
なかなかうまくいかないものだ。
だからいつも「どうやったらいいのか」塾長と試行錯誤している。


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2013年6月16日 日曜日 (大本)

■小学校の運動会 その2

前日の雨で開催されるかどうか怪しかったが,天気はなんとか持ち直した。
今日は釧路市内でも多くの小学校で運動会が開催された。
見に行ったのは,鳥取西小学校と鶴野小学校の2校。

朝8時45分,鳥取西小学校。駐車スペースなど全く見当たらない。
鳥取ドームの駐車場に「運動会の方はこちら」という案内を見つけてそこへ駐車。

知人の子ども,小学1年生の運動会。いすに座っていてもソワソワしていた。
「かけっこ」と「玉入れ」を見て,写真を撮っていたら10時半過ぎになっていた。
私も駐車場へ「かけっこ」だ。

深呼吸して安全運転で次の学校へ向かった。隣の学校なので時間はかからない。
鶴野小学校。駐車場が最悪。
昨日からの雨でどろどろの場所へ誘導された。というか,そんな場所しか空いてなかった。
新車に謝りながら駐車場をあとにしてグランドへ。

塾生は6年生女子,最後の運動会なので「組体操」をぜひ見てほしいと言われていた。
間に合った!!
写真をたくさん撮った。とそのとき,違う子だということに気づいた!しまった。
塾長が先に来ていて,ベストショットを連発していたので助かった。
お昼をご馳走になり,午後からは騎馬戦を見た。迫力があって楽しかった。
うまく撮影できているのが何枚かあるので,今度の塾のときに渡そうと思う。

この時期は本当に忙しい。来週は富原小学校の運動会がある。
そのあと毎週土日は「中体連」。
みんなが勉強以外で頑張っている姿をしっかり見てあげないと!



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2013年6月14日 金曜日 (大本)

■第1回漢字検定

今日は第1回漢字検定を実施した。
塾生は全員受験することになっていたから,1ヶ月間みんな必死に勉強した。
毎回パソコンで漢検対策をやって,宿題も毎日出した。
検定の1週間前から「模擬テスト」をやってみて,合格できそうにない人は塾以外の日に来て,ひたすら苦手分野の練習に取り組んだ。

みんなよく頑張ったね。

検定が終わったあと出来具合をきいてみたら,結構いい返事が返ってきた。
「先生,もしかしたら合格できるかも!!」
「解答はいつ来るんですか?早く自己採点したいんですけど・・・。」
待ってなさい。来週になったら自己採点させてあげますから。

さあ,漢検が終わった。中学生は定期テストが待ってるぞ!



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2013年6月10日 月曜日 (大本)

■小学校の運動会

日曜日。塾生の運動会を見てきた。阿寒小学校の運動会だった。
暑かった。とにかく暑かった。雲がなく,せみが鳴いていた。
釧路市内にいると6月にせみの声を聞くことなどありえない。
大きな木の陰で日差しをよけながら観覧しないと,熱中症にでもなってしまいそうなくらい暑かった。

運動会だが,阿寒に着いたときにはすでに開会式が終わりラジオ体操をしていた。
応援合戦を行い,各学年の徒競走から始まった。
阿寒小学校はグランドが広い!100mはあったろうか,高学年の徒競走のコースも余裕でとれる。
低学年などは短い距離を隣を気にしながら楽しそうに走っていたが,高学年はライバル心むき出し。
ゴールして勢いあまって転倒者も出たりした。みんな本当に一生懸命走っていた。

午前の部の最後のプログラムは5・6年合同の組体操。
かなりの時間を割いて練習したのだろう。笛の合図できびきびと行動して迫力があった。
毎年,知り合いや塾生の運動会を見に行くが,組体操は紅白リレーに次ぐ花形だなあ・・・
とつくづく思う。

午前の部が終了した時点で帰ってきた。
塾生の写真をたくさん撮った。火曜日に塾に来たときにあげようと思ってたくさん撮った。
組体操のかっこいいポーズも何枚か撮れたし・・・

来週は釧路市内の小学校2校の運動会に行ってくる予定だ。
晴れてくれることを願う。


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2013年6月3日 月曜日 (大本)

■久しぶり

今日,高校2年生になった21期生3人組が久しぶりに塾に顔を出した。
「こんにちは」「お久しぶりです」「先生,差し入れ」といって在校生にチョコレートを差し入れしてくれた。
長年の伝統と言うか慣習と言うか,塾に遊びに来る卒業生は何かを差し入れしてくれる。

すでにパソコンで勉強している生徒がいたが,3人してぞろぞろ隣の教室へ入っていった。
「テスト勉強するのに,机貸してください。」
“勉強するならやっぱり塾だよね”みたいな顔して,テキストやらノートやら広げ始めた。
以前も卒業生が遊びに来たとき,「塾のにおいがする」,「これは勉強するときのにおいだ」と言った。
朝から晩まで一生懸命受験勉強していた頃に,一瞬にして戻れるのだろう。その3人も中学生時代よりはちょっと落ち着いた感じでテスト勉強していた。
なるほど「勉強するときのにおい」の効果は絶大みたいだ。

高校2年生になれば進路を明確にしなければならない時期。
勉強の合間に塾長と雑談していたときも進路の話をしていた。
なりたいものがあるなら,あの頃のように一生懸命やらないとダメだ。迷ったらいつでも相談に来てほしい。
取り返しがつかなくなる前に。
差し入れなんか要らないから,ちょくちょく塾に顔を出してほしい。


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2013年5月24日 金曜日 (大本)

■はじめまして!

ステップゼミナールの卒業生は,社会人になってからもよく遊びに来る。結婚する相手を連れて結婚の報告に来る人たちもいる。初期のころの人たちには結婚式にも呼んでもらった。本当にありがたいことだ。
子どもが産まれたときなど,塾に連れてきてくれる。

今日6期生が赤ちゃんを連れてきた。産まれてすぐ写真では見せてもらっていた。
実際に会ってみるとその小ささに改めて驚く。抱っこさせてもらった。

「はじめまして!」

ぐずり始めたので,すぐに「パパ」のもとへ。自慢げな顔つきだった。
私がカメラを向けシャッターを数回きっていると,大人しくなり始めた。
「パパ」がカメラでいつも撮っているから,シャッター音で落ち着いたのだろうか。

塾長が外出中だったので,そんなに長くはいなかったのだが,帰り間際に「パパ」が言っていた。
「お前が通う塾だよ。」って。
小学校3年生になるまではまだまだかかるけど待ってるよ。
「塾長いるときに,また連れてゆっくり来ます!」と帰っていった。「パパ」しっかりやれよ!


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2013年5月20日 月曜日 (大本)

■漢字の宿題を出して思うこと

漢検合格をめざして毎日漢字の宿題を出している。
知らない漢字を辞書で調べ,なるべく空欄にしないように指導しているが,なかなか思うようにはいかない。
調べたという生徒は,同じ読みをする語でも最初に書いてある字を書いてくる。意味を考えることはしない。
探した漢字を解答欄に書くときの字があまりにもひどい。一部の生徒を除き,丁寧さに欠ける。
調べればいい,書けばいい。ステップゼミナールではこういう姿勢を認めない。すべてやり直しさせている。
字が薄い。バランスがハチャメチャ。とめ・はね・はらいなどお構えなしの字・・・。とにかくやり直し!
「学校ではこれで○なんですけど。」という生徒。でも塾ではそれは認めない,と一蹴。やり直し!
何事にも丁寧に取り組める人になってほしい。
漢字の宿題程度のことでは済まされない,社会人になってとても大切なことを今から身に付けてほしい。


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2013年5月14日 火曜日 (大本)

■漢字検定申し込み

今年も漢字検定の時期になった。 その申し込みが今日完了した。
ステップゼミナールでは,小中学生には全員受検を義務付けている。高校生は希望者のみ受検する。
児童,学生ということを考えたら,漢字の読み書きが正確にできないとさまざまな教科に影響が出てくる。
しかし,それよりも,社会人になった時に恥ずかしい思いをしないようにしてもらいたい思いが強い。
事務職などに就いた卒業生が遊びに来たときは,「本当に塾で漢字を鍛えてもらって,いま役にたっている。」という声を耳にする。学生時代に一生懸命覚えたものは忘れずに記憶に残っているものだ。
漢字検定まで1ヶ月,みんな合格めざして必死に勉強しよう。


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